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三菱重工ニュース
2003年5月27日発行 第4125号

高速・高精度加工のプラノマシセン(※1)を2機種発売


 三菱重工業は、新型プラノマシセン「MVR25」「MVR30」の2機種を開発した。29日、30日の両日、当社工作機械事業部広島工場にユーザーを招き、2機種を披露するとともにMVRの新シリーズとして販売を開始する。

三菱プラノマシセンMVR30

 MVR新シリーズは、6000min-1(※2)で、直径110mm主軸複列円筒コロ軸受(※3)を採用、強力な高速主軸とした。また各軸送り速度を高速化し(X/Y軸:30m/min,Z軸:10m/min,W軸:3m/min)、ATC(オートマチック・ツール・チェンジャー)時間はわずかに5秒、AAC(オートマチック・アタッチメント・チェンジャー)時間も30秒と門型加工機では最速を誇る。

 併せて700mmのラムストローク(※4)とクロスレールストローク(※5)800mmで加工範囲を広げ、テーブル両側にコンベアを配置して切粉対策を施すなどメンテナンス機器を集中配置、保守、管理を容易にした簡単メンテナンスマシンといえる。

 さらに、機械のダウンタイム(停止状態)の極小化のために故障診断機能(※6)も備えた新鋭機となっている。

 両機種とも建設機械・プレス機械・印刷機械・工作機械の各種フレームの製作、メインパーツをはじめ各種治工具の加工など幅広い分野のニーズに対応可能である。

 広島工場で行うマシンを披露する展示会には、すでに100名以上のユーザーから参加の申込みが寄せられている。

 月産は4台の予定。価格は「MVR25」が6900万円、「MVR30」が7500万円。

 当社はこれまでに門形加工機を700台以上収めた実績をもつ。CS(カストマー・サティスファクション)を基軸に据え、内外の市場に積極的な営業活動を展開中。今回の門形機は市場ニーズを分析し、顧客ニーズを可能な限り取り入れて開発されたもので、顧客の生産に寄与するマシンであることをアピール、拡販を目指す。

 また、6月末にはマシニングセンターの新シリーズも発売の予定。

※1. min-1 = 毎分。
※2. プラノマシセン
=プラノマチックとマシニングセンターを合成した大形機門型シリーズの呼称
※3. 主軸円筒コロ軸受
=主軸の回転を支持する軸受で、その形状が円筒状のもの。
※4. ラムストローク
=アタッチメント装着部分の昇降可能距離の意味。
※5. クロスレールストローク
=本機の横桁(クロスレールにより昇降)の昇降可能距離の意味。
※6. 故障診断機能
=機械が万一停止した時または保守時期が近づいた時に素早く故障箇所を発見できる。または機械に使用している機器類の保守時期を事前に予告する機能。

主な機械仕様は以下のとおり。

MVR25 MVR30
コラム門内幅の距離mm
2050 2550
テーブル作業面 幅mm
1500 2000
長さmm
3000 3000
4000 4000
5000 5000
主軸出力(連続/30分定格) 30/22kw
各軸移動量 テーブル前後(X) 3200mm(Opt.4200mm、5200mm)
ヘッドストック(Y)
2500mm 3000mm
ラム上下(Z) 700mm
クロスレール上下(W) 800mm
各軸早送り X,Z              30m/min.
10m/min.
3/min.
ATC 収納本数 50本(Opt.60,80,100)
工具交換時間
(Tool to Tool)
5秒
AAC アタッチメント交換時間 30秒

営業窓口 工作機械事業部

以  上