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三菱重工ニュース
2003年3月24日発行 第4101号

社内11ヵ所に 太陽光発電システムを完成
合計出力370 kW 地球環境保全に貢献


 三菱重工業は、東京・港区に建設中の新本社ビルや長崎造船所諫早工場(長崎県諫早市)など社内11ヵ所に太陽光発電システムを設置、運転を開始した。合計出力は370kW。
そのうち太陽電池の生産拠点である諫早工場には、社内最大の140kWの設備を完成した。
 太陽光発電システムの心臓部となる太陽電池のメーカーとして社内活用を促進するとともに、社会的テーマとなっている地球環境の保全に貢献するため設置したもの。これを契機に全社を挙げて環境負荷の低減に取り組んでいく。

諫早工場に設置した 太陽光発電システム

 設置したのは当社製のアモルファス型太陽電池による太陽光発電システムで、諫早工場のほか、新本社ビル(約20kW)、横浜製作所(60kW)、神戸造船所(10kW)、高砂製作所(50kW)、広島製作所(10kW)などの建屋屋上や壁面等に太陽電池モジュールを敷きつめたもの。発生する電力はそれぞれの社屋や工場の照明、空調に使用する。
 いずれもNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「平成14年度産業等用太陽光発電フィールドテスト事業」の一環として実施しているもので、地球環境保全に貢献するとともに、クリーンエネルギーの重要性を一般に啓発することを目的にしている。
 
 当社は昨年10月から長崎造船所(諫早工場)にてアモルファス型太陽電池の生産を開始し、これにあわせて国内外の営業活動を本格化、太陽電池の普及に力を入れている。
 当社が手がけるアモルファス型太陽電池は、以下のような特徴を備えている。

(1) 高温条件下での発電効率に優れている
(2) 高電圧であるため直列接続数が少なくてすむ
(3) 様々なサイズに切り分けることができるため応用範囲が広がる

 太陽光発電システムは地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の発生がなく、電力需要量の多い昼間に発電するため電力負荷平準化にも貢献する。
 政府は地球温暖化対策の目的で、2010年には太陽電池の国内累積導入量を2000年の15倍にあたる482万kWまで拡大する目標を掲げている。

 当社は今後、建材メーカーと協力して、瓦一体型や、折板屋根、壁面、地上への設置型などいろいろなバリエーションの製品化を進め、ユーザーニーズに合った製品の供給を行う。
 また、さらに発電効率の高い微結晶タンデム型太陽電池の開発にも取り組んでおり、太陽電池をクリーンエネルギー事業の柱として育成していく。



製作事業所 長崎造船所


以  上