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三菱重工ニュース
2003年2月25日発行 第4094号

国際共同開発機S-92大型双発ヘリコプター
量産初号機出荷式


 三菱重工業は2月25日、広島製作所において米国シコルスキー社(Sikorsky Aircraft Corporation)向けS-92大型双発ヘリコプター量産初号機用の胴体キャビン(客室部分)および後部スポンソン(燃料タンクおよび車輪格納室)の出荷式を行う。

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S-92大型双発ヘリコプター
デモンストレーション飛行中の試作機
S-92大型双発ヘリコプター
広島製作所で組立中の胴体キャビンと後部スポンソン

 S-92ヘリコプターは、シコルスキー社を中心に日本(当社)・ブラジル(Embraer)・中国(JHG)・台湾(AIDC)およびスペイン(Gamesa)が参加した国際共同開発機で、現在までに試作機5機を製造、平成10年(1998年)12月23日に初飛行、平成14年(2002年)12月17日に米国連邦航空局(FAA)の型式証明(T/C)を取得した。当社は胴体キャビンおよび後部スポンソンの設計~部品製作~組立を担当。S-92では、試作機は部品製作から組立まで名古屋航空宇宙システム製作所にて施工したが、量産機からは組立が広島製作所へ移管されている。当社にとってはヘリコプター分野での初の国際共同開発機である。

 このヘリコプターは、海上石油基地への作業員輸送、捜索救難、貨物輸送、一般旅客輸送等への需要が見込まれ、初号機は石油開発支援用としてカナダのクーガ-・ヘリコプター社向けに納入される予定。

 当社のヘリコプター事業は、1953年海上保安庁向けにシコルスキー社製S-55救難ヘリコプターのノックダウン生産を開始したのが始まりで、以後同社とのライセンス生産により防衛庁向けに多くの納入実績をあげている。 この他当社では独自に多用途ヘリコプターMH2000を開発し、客先に納入している。
 
 広島製作所では民間航空機B767用およびB777用の後部胴体パネル組立を行っているが、これがヘリコプター事業への初の参画。この参画を契機に航空機事業の幅をさらに広げて行く。

(主要目) 全 幅 5.3m (水平スタビライザーを含む)・全 長 20.9m(ローターを含む)
全 高 5.5m ・ 最大離陸重量 12,837 kg ・乗員/乗客 2/19名


営 業 窓 口 航空宇宙事業本部 民間航空機部
製作事業所 名古屋航空宇宙システム製作所・広島製作所


以  上