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三菱重工ニュース
2003年1月31日発行 第4087号

「貯水式太陽光発電システム」を初納入
― 三重県立松阪商業高校向け ―


 三菱重工業は、“貯水タンク”を架台に使った新方式の「貯水式太陽光発電システム」の初号機を三重県から受注し、県立松阪商業高等学校に納入した。同校の校舎屋上に設置され、補助電源として活用されるほか、将来の主要エネルギーの一つである太陽光発電について学ぶための教育設備としても利用される。総出力は10kW。

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貯水式太陽光発電システム(三重県立松阪商業高校向け)

 この発電システムでは従来の鋼製架台に代わり、高密度ポリエチレン樹脂製の貯水タンクに水を入れ、これを土台として使用する。タンク上面には10度の傾斜が付けられており、このタンク2個の上に1枚の太陽電池パネルを据え付ける。今回の納入では校舎の屋上に計130台の貯水タンクを据え付け、その上に計65枚のパネルを設置した。

 架台として水を入れたタンクを使うところから貯水式と呼ぶが、この方式は架台設置のための基礎工事など校舎屋上の改修が不要で、従来の鋼製架台方式に比べて2割ほど安いコストでの設置が可能となった。また、従来工法では設置に1カ月を要していたが、今回の新方式では約10日間で完成した。

 なお、太陽光発電システムの導入に当たっては、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)による設置経費の2分の1の補助が適用されることになっており、三重県による今回の導入についてもこの補助金が交付された。

 今回の初号機納入は、三重県による設計・施工一括の公募型指名競争入札の結果、当社が受注したものだが、入札では、国内17のメーカーがそれぞれ工夫を凝らしたプランを提示した。その中から、設置コストが低減できる貯水式を提案した当社が一番札を獲得、今回の受注・納入に結び付けた。

 地球温暖化防止が叫ばれる今、太陽光発電は無限のクリーンエネルギーとして注目されており、今後の需要増加が見込まれている。当社では低コスト並びに短工期をセールスポイントに、この発電システムを官公庁だけでなく、広く民間企業などにもPRし、更なる普及に努めていく。



営 業 窓 口 鉄構建設事業本部 文化都市施設部
製作事業所 神戸造船所


以  上