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三菱重工ニュース
2002年12月26日発行 第4081号

切削油不要の高速歯車加工「ドライカット加工」が
特許として認められる


 三菱重工業は、切削油を使わない画期的な歯車加工法である「ドライカット加工」に関する特許を取得した。本加工では冷却、潤滑、切屑除去の目的で使っている大量の切削油が不要となり、コスト及び環境保全に大きな効果を発揮できる。平成9年に当社が世界で初めて市場に投入して以来、歯車加工における工作機械業界の大きな流れとなっている。本加工は自動車用歯車(トランスミッション等)などの製造に広く使われている。

 当社が今回特許を取得したのは、歯車加工法における組成比を限定したTiALN(チタンアルミナイトライド)系の特殊コーティングを行ったハイス(高速度工具鋼)製のホブを使用し、切削油剤を用いることなく高速切削を行い歯形をつくる加工法と、加工の際に切削部にエアを吹き付けるというものであり、約30件の関連特許出願の1つである。

 当社は平成9年6月6日に特許を出願し、13年3月2日に特許を取得。その後、競合メーカからの異議申立があったが、今回正式に特許維持が決定された。
 また、アメリカ、韓国でも既に特許を取得しており、ヨーロッパ、台湾でも特許出願中である。

 当社は今後、本加工法を当社独自の技術として広くPRし、当社製歯車加工機械並びに工具の更なる拡販につなげていく。



担当窓口 工作機械事業部


以  上