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三菱重工業は、欧州安全規格“CEマーキング”(※1)に適合したガスヒートポンプエアコン(以下、GHP)シリーズ2機種を、2003年1月から欧州向けに発売する。
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| ガスヒートポンプエアコンGHCP450HMTE4(室外機) |
今回発売するのは、冷暖房型マルチタイプエアコン(最大室内機接続台数20台)「16馬力GHCP450HMTE4」及び「20馬力GHCP560HMTE4」。
GHPは、エアコン室外機のコンプレッサーをクリーンな都市ガスを利用したガスエンジンで駆動させるタイプの商業用エアコンで、(1)エンジン排熱活用によるエネルギーの節約、(2)契約電力の縮減、(3)CO2発生の抑制、(4)外気温-15℃でも安定した暖房能力、が特長。
既に日本国内では年間4万台強の需要がある。
GHPは、エンジンの排熱を回収・利用することにより従来の石油暖房やガス暖房と比べて低ランニングコストで同じパワーを出力することが可能で、ファン運転のみに電力を使用するため電力消費も少ない。経済的で、環境保全にも貢献している。
当社は、欧州内でGHPを販売するにあたり、ドイツ・ボンにある検定機関DVGW(※2)で“CEマーキング”の認定試験を受験、本年9月に認定書を受領した。
DVGWは欧州のガス機器関連の検定機関として最も権威があるとされており、同機関からGHPの安全規格を認定されたのは当社が初めて。
また、1999年7月からドイツのノイス(Nuess)でGHPのフィールドテストを実施、現在まで2万時間以上無事故で運転を続けている。
今回“CEマーキング”の認証とフィールドテストでの信頼性確認を得たことにより、欧州でのGHP販売を決定したもの。2003年1月から、フィールドテストを実施してきたドイツを皮切りに発売開始する。
欧州では環境にやさしい代替燃料として天然ガス利用のニーズが高まっており、将来的には天然ガス消費量が多い英国やオランダ、エアコン需要の大きい南欧にもGHP販売を展開する予定。
当社は、GHPに先行して欧州でビル用マルチエアコンを販売しており、ガスエンジン駆動のGHPを組み合せた空調システムの提案によって他社との差別化を図り、欧州でのシェアアップを狙う。
初年度の販売目標は200台、3年後には1000台の販売を目指す。
(仕様)
型式
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GHCP450HMTE4
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GHCP560HMTE4 |
| 電源 |
3相400V、50Hz |
| 定格能力 |
冷房 |
kW |
45 |
56 |
| 暖房 |
kW |
53 |
67 |
| 消費電力 |
冷房 |
kW |
1.62 |
| 暖房 |
kW |
1.18 |
| ガスエンジン |
水冷4サイクルOHV |
| 燃料 |
天然ガス |
| ガス消費量 |
冷房 |
kW |
55.6 |
71.6 |
| 暖房 |
kW |
47.7 |
67.1 |
運転音
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dB |
60 |
61 |
| 寸法 |
mm |
高2135×幅1750× 奥行950 |
| 質量 |
kg |
910 |
920 |
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| ※1 |
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CEマーキングとは、EU(欧州連合)域内で流通させる製品に対して、その使用者及び消費者の健康及び安全を保護する事等を目的に、欧州委員会が発令したニューアプローチ指令を遵守、EU域内におけるその製品の自由流通を確保するための規格。従い、欧州への輸出に関係する企業や欧州に生産拠点を持つ企業にとっては、“CEマーキング”取得は必須条件。 |
| ※2 |
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DVGW:DEUTSCHE VEREININGUNG DES GAS UND WASSERFACHES.E.V.
= German Association for Gas and Water =ドイツ ガス・水協会 |
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