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三菱重工ニュース
2002年11月25日発行 第4064号

中国向けに“板紙”用の製紙機械を初受注


 三菱重工業は、中国最大の板紙製造企業である東莞玖龍紙業(とうがんきゅうりゅうしぎょう)有限公司(広東省東莞市)から、ダンボールや各種化粧箱に使われる板紙を製造する製紙機械を相次いで受注した。当社が中国から板紙用のマシンを受注したのは初めて。

 今回受注したマシンは、東莞玖龍紙業が上海に近い江蘇省太倉(たいかん)市に建設中の新工場に最初に設置する製紙機械の主要部全体と、広東省東莞(とうがん)市の既存工場向け製紙機械の重要部。

 江蘇省太倉市の新工場向け製紙機械は、段ボール箱の表裏面用の原紙となるライナーボードという紙種を製造するマシンで、当社は、紙の品質と設備の生産能力に大きくかかわる主要なユニット“ヘッドボックス”、“フォーマ”、“プレス”、および“リール”の一式を受注した。(※1)機械幅7.2mの大型設備で、毎分1000mの速度で運転され日産約1200トンの製造能力を有する。2003年11月に稼動の予定。

 広東省東莞市の既存工場向けに受注したのは、製紙機械の中でも重要な部位である“プレス”と呼ばれるユニット。ケーキ箱などに使われる白板紙(表面に塗料を塗布した厚い紙)を製造する製紙機械用で、機械幅6.15m。東莞玖龍紙業にとっては初めての白板紙製造設備となる。2003年10月稼動予定。

 中国では、各国の製造業が同国に拠点を移し、世界の製造拠点となるにつれ、また、農産物の輸出が拡大するにつれ、加工されて段ボール箱など各種工業製品、家電製品及び農産物等の輸送や保管用資材に使われる板紙への需要も急成長している。それに伴って板紙を製造する製紙機械の設備投資の増加が見込めることから、当社は、この受注を契機に、新聞用紙や各種印刷紙用の製紙設備に加え、板紙用製紙機械の拡販に向け、中国での販売活動を強化していく。

(※) 製紙機械はヘッドボックス、フォーマ、プレス、ドライヤー、カレンダー、リール等のいくつかのユニットで構成される。このうち“プレス”は前工程のフォーマで形成された湿紙の水分を絞りとるユニット。製紙機械の生産能力を決定づけると共に、紙の重要な品質である嵩などに影響する。



担当窓口
紙・印刷機械事業部 製紙・紙工機械総括部


以  上