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三菱重工ニュース
2002年10月31日発行 第4052号

大型ごみ焼却プラントを相次ぎ受注


 三菱重工業は、(財)宮崎県環境整備公社および鹿児島市から、相次いで大型ごみ焼却プラントを受注した。受注総額は約280億円。
 両案件は、各社が集中する熾烈な競争となったが、トップメーカーとしての実績、技術ならびに価格が評価され受注につながったもの。
 当社としては、H12年12月の仙台市松森工場向けごみ焼却プラント以来2年ぶりの受注となる。

 宮崎県環境整備公社向けは日量579トン(193トン×3炉)処理のストーカ式焼却炉で、22トンの産業廃棄物も併せて処理する。10月3日に議会承認をうけ、本契約を締結した。納期はH17年3月末の予定。
 鹿児島市向けは日量530トン(265トン×2炉)処理のストーカ式焼却炉で、30トン処理の粗大ゴミ破砕処理設備も併設される。宮崎に引き続き、10月4日に議会承認をうけ本契約を締結した。納期はH19年3月末の予定。

 両プラントとも、高度排ガス処理設備による万全のダイオキシン対策を図っているのに加え、灰の減量・有効利用を目的とする灰溶融炉を設置するなど、最新鋭の設備となっている。

 大型ごみ焼却プラントの市場では、多数の実績と高い信頼性からスト-カ炉への技術的な評価は高いが、公共投資予算の削減及び効率化を背景に、性能向上のみならず、プラント建設費の合理的な低減のニ-ズが高まっている。
 当社は、今回受注した両プラントにおいて、設計・調達・工事のあらゆる段階でのコスト低減活動を1年以上かけて実施、現地工事の容易な工法の開発の他、一括共同資材調達による大幅コスト削減を図ることで、市場ニーズを満足する価格レベルを実現した。

 当社は、このような取り組みを進める一方、各種ごみ焼却プラントの品揃えを進めている。

 大型炉の分野では、当社はH15年の開発完了を目標に「次世代ストーカ炉」を開発中である。これは排ガス等の環境負荷およびライフサイクルコストの低減を目指すもので、今後の廃棄物処理装置市場をリードしていく製品と位置付けている。
 また、中小型炉の分野ではガス化溶融炉の案件が増加しているが、当社は流動床方式、シャフト炉方式双方をもって、積極的な受注活動により初号機の受注を目指していく。
 当社は大型から小型までの各市場で、顧客ニーズに応じた最適システムを提供し、引き続き事業拡大を図っていく方針である。


<工事概要>

発注者
(財)宮崎県環境整備公社
鹿児島市
工事名称 宮崎県廃棄物総合処理センター
(仮称)整備事業 焼却溶融施設建設工事
新北部清掃工場機械整備工事
納入場所 宮崎市大字大瀬町 鹿児島市犬迫町
処理量 ・スト-カ式ごみ焼却炉
 193T/24h×3系列=579T/日
・灰溶融炉
 35T/24h×2系列=70T/日
・スト-カ式ごみ焼却炉
 265 T/24h×2系列=530T/日
・灰溶融炉
 57T/24h×2系列=114 T/日
・粗大ごみ
 30T/5h
受注金額 176億円(土建込み) 106億円(土建無し)



営業窓口
環境プラント部
製作事業所 横浜製作所


以  上