ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。

三菱重工ニュース
2002年10月25日発行 第4050号

シグマシリーズ第2弾 マシニングセンタ2機種開発
難削材の高速加工用 JIMTOFに7機種出品


 三菱重工業は、Σ(シグマ)シリーズの第2弾としてマシニングセンタ2機種を開発した。難削材加工を目的とした横形マシニングセンタ「M-H60」と高速金型加工を目的とした立形マシニングセンタ「M-V70-FM」。加えて新開発の切削工具「次世代スーパードライホブ」を採用したドライカットホブ盤「GE15A」、量産加工用マシニングセル「M―CM4A」も開発、いずれも28日から東京・有明のビッグサイトで開かれる第21回日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に出品、実演展示する。

三菱重工ニュース   三菱重工ニュース

ドライカットホブ盤 「GE15A」

  横形マシニングセンタ 「M-H60」

 チタン、インコネル(※1)といった難削材の高速・高精度加工をコンセプトに開発した「M-H60」は高剛性設計とΣシリーズ独自の熱変位補正機能とで長時間安定した加工精度を実現。主軸は標準で6000min-1、オプションで16000min-1の高速回転。全軸静圧ガイドながら早送り速度30m/min(50m/min : オプション)を達成、高速高精度加工を実現した。
 価格4,700万円で、年間の販売台数は30台の見込み。

 見本市会場では50m/minの高速送りと大径エンドミルでのアルミニウム重切削加工の実演を実施、高速高剛性を中心にPRする他、機械メンテナンスを容易にする操作支援システムのPRも併せて行う。

 立形マシニングセンタ「M-V70-FM」は、金型加工向けに開発したもので、大物ワーク荒加工から仕上げまで強力・高精度加工を実現するとともにクラス最小の据付面積でありながら最大の加工エリアを確保した。主軸は標準12,000min-1主軸のほか、オプションで、高トルク仕様の6,000min-1主軸と高速仕様の30,000min-1主軸を用意し、ニーズに合わせた選択が可能となっている。
 価格は3,500万円で、年間30台の販売を計画している。
 
 本機は、12,000min-1主軸の高剛性と重切削能力と小径工具でのコーナー加工を中心としたダイキャスト金型加工を実演、高機能のFM制御と熱変位補正機能の金型加工への適合性をアピールする。

 「GE15A」は周辺装置をモジュール化し、ニーズに合わせて標準タイプのI型と狭間口タイプのII型の2つのレイアウトを選択できる新開発のホブ盤。万全の熱対策で長時間高精度加工を実現するとともに、次世代スーパードライホブと、ホブ最高回転数3,000min-1、テーブル最高回転数500min-1の高速仕様(オプション)との組合わせで高速・高送り切削を実現した。
 価格は2,800万円、年間の販売台数は100台の見込み。

 業界注目のマシンであり、JIMTOF会場では完全ドライカットの実演を実施、加工部完全遮断による切粉対策・熱変位対策と高精度加工とをPRする。

 量産型マシニングセル「M―CM4A」は早送り速度全軸50m/min(オプション60m/min)の高速高生産性を実現した。更に多彩な搬送方式・テーブル方式に対応可能であり、優れた柔軟性・転用性を兼ね備え、変種・変量生産にもフレキシブルに対応可能な機械となっている。
 価格は2,000万円、年間の販売台数は120台。

 会場ではシリンダヘッドを展示するほか、高速穴あけ加工の実演で早送り速度50m/minの高速動作と早送り加速度1.0Gの加減速で無駄のない動作をPRする。各機種とも展示とともに受注活動を開始する。

 なお当社はこの4機種以外に三菱立形マシニングセンター「M-V50-FM」、三菱高速5軸マシニングセンタ「M-VU100」、三菱量産型円筒研削盤「PD20」の3機種もJIMTOFに出品する。
 当社のJIMTOFの展示テーマは“NAVIGATION TO THE FUTURE”。


※1.インコネル= Fe,Ni,Crの鋳造金属で耐熱・耐酸・高温強度にすぐれている。電熱器・高温計の保護管,航空機の排気弁等に用いる





営業窓口/製作事業所
工作機械事業部


以  上