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三菱重工ニュース
2002年9月20日発行 第4036号

射出成形機の中国生産を開始


 三菱重工業は、射出成形機の海外市場への新たな展開とコストダウンの一環として、中国での生産を開始する。

 当社は従来、射出成形機は電動式、油圧式とも国内生産を行ってきたが、最近の競争の激化と売価ダウン及び中国を含む海外市場の拡大に対応するため、油圧式のうち中型(型締力350~850トン)について中国でユニットの生産を開始することを決め、今般、淅江省の杭州佳農(かのう)機械制造有限公司と生産委託契約を締結した。

 人件費が安く、かつ機器部品の現地調達が可能で、市場も大きい中国にターゲットを定めたものであるが、杭州佳農機械制造は本目的のために新工場を建設中であり、本格生産開始は平成15年初旬頃を目標としている。

 杭州佳農機械制造は、淅江省肖山経済技術開発区にあり、当社とは長年取引関係のある現地企業。契約の対象は、中型油圧機式のインジェクション組立、クランプ組立、パネル組立である。

今回、独資または合弁による工場進出ではなく、委託生産方式とした理由は次の二つ。

1) 手続きが簡単で生産立ち上げまでのスピードが早く、税制等で差が無い。
2) 当社との長年の取引関係を通じて人的・技術的にお互いに強い信頼関係がある同社を委託先に選び、当社管理者を現地に駐在させ、三菱の技術、管理手法で日々のオペレーションを行い、品質向上を図ることができ、また心臓部分(スクリュ、制御関係)の部品製作、最終組立及び完成機の出荷前調整を当社の工場(日本)で行うことにより、三菱重工製としての高品質・高性能ブランドを維持できる。

 なお、対象となる油圧射出成形機の比率は、当社射出成形機事業全体の約30%程度であるが、国内及び世界各地に販売を展開し、ゆくゆくは中国生産の範囲を電動式も含めて製品完成にまで拡大していくことも視野に入れている。


担当窓口 産業機器事業部 機器営業部


以  上