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三菱重工ニュース
2002年7月12日発行 第4014号

受注好調 中国向け押出成形機
高い経済成長を背景に需要旺盛


 三菱重工業は、ことし4月~6月の3カ月間に中国から3台の押出成形機の受注内定に成功した。中国向けは昨年秋以降、好調な受注を維持しており、生産部門はフル操業の状態にある。中国は日・米・欧の低迷とは逆に需要は高い水準で推移、引き合いも活発で、当社は引き続き受注拡大に向けて営業活動を強化していく。

 当社は昭和59年に押出成形機を中国に初めて納入して以来、市場の開拓に努めてきた。機械の普及とともに高い技術力が評価され、実績は着実に増えつつある。
 押出成形機は、プラスチック樹脂を溶かして延ばし、フィルム状にする機械で、スナック菓子や即席ラーメンの包装材、ビデオテープ、レントゲンフィルム、各種カードの磁気テープなどの素材となる。

 押出成形機は景気の波に左右される業種とされるが、中国では昨年前半までは需要そのものが低調であった。しかし最近は、経済の伸びが日・欧・米を上回っている上に生活水準の向上により、スナック菓子をはじめビデオテープなど視聴覚機材、医療用フィルム、さらにはキャッシュカードの普及などによって素材をつくる押出成形機の需要が増加、さらに以前までは中国から日本へ輸入していた衣料品、野菜などは日本国内で包装し店頭に商品を並べていたが、価格競争の激化により中国で包装したものをそのまま店頭に並べるようになった。これらが当社の中国市場での成約増加に結びついている。

 当社は押出成形機の大手メーカーで、国内では90%近いシェアをもち、世界的にも独のブルックナーに次いで2位。
 また欧州はわが国同様人口の減少に加えて環境対策上から過剰包装の取りやめなどから需要が減退しているが、中国は押出成形機の成長が期待できる有力な市場となっている。このため中国市場ではフランスの大手メーカーDMTを含めてし烈な受注競争が展開されているが、当社はこれまでの実績を背景にさらなる受注の拡大を狙っていく。


 


担当窓口 産業機器事業部 産器プラント営業部

以  上