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三菱重工ニュース
2002年7月10日発行 第4013号

新潟鐵工のポンプ技術を搭載
ブーム高さ33mのコンクリートポンプ車を本格販売へ


 三菱重工業は、新潟鐵工所独自の※1低スランプコンクリートバルブ技術と当社の技術を融合した新しいコンクリートバルブ「三菱マックバルブ」の開発に成功した。従来のコンクリートポンプ車では困難であった堅いコンクリートも吸い込むことができ、しかもメンテナンスも容易という特長をもつバルブで、これを搭載したコンクリートポンプ車を三菱マックの愛称で、近く本格的な販売を開始する。新潟鐵工所の販売ルートも活用することで、さらなる拡販を目指す。

三菱重工ニュース
三菱コンクリートポンプ車
三菱マック
「DC-L1100BM-M33」

 このコンクリートポンプ車は、4段屈伸式ブームをもつ12トン車で、ブーム地上高さが33m。最大理論吐出量は1時間あたり107立方メートル。アウトリガー張出寸法は7.4m。ブーム貫通型輸送配管で、左右バランスのとれた小振動タイプとなっている。 商品名は「DC-L1100BM-M33」で、価格は6,500万円。

 当社は平成12年5月、新潟鐵工所からコンクリートポンプ事業の譲渡を受けた。新潟鐵工の低スランプコンクリートバルブ技術は非常に優れており、これに当社が長年蓄積してきたコンクリートポンプの技術を組み合わせ、新たに開発したのが「三菱マックバルブ」。
 事業譲渡を受けてから誕生した初の製品となる。

 今回の三菱マックバルブの特長は、次の通り。

  (1) メンテナンスを考慮し、ハウジングを分割型とした
  (2) 打設作業終了時にスポンジを用いてホッパーとパイプに残るコンクリートを押し出す方式(ホッパー水洗)のため、清掃が簡単である
  (3) ゲートバルブ半開防止装置を装着した
  (4) 静音油圧バルブを採用し、低騒音を実現した
    等多くの特長がある。
     
  ※1.低スランプコンクリート= スランプとは、コンクリートの軟らかさの程度を示す指標。スランプコーンを引き上げた直後に測った頂部からの下がり(cm)で表わし数値が大きいほど軟らかいコンクリートを表わす。その値は、0.5cmきざみで測定する。低スランプコンクリートとは、硬いコンクリートを言いスランプ8cm以下のコンクリートを言う。


 

要  目 仕        様
性能 最大理論吐出量 107m3/h(標準)  69m3/h(高圧 オプション)
最高理論吐出圧 4.9MPa(50kgf/cm) 7.5 MPa(76kgf/cm
残コンクリート排出方法 水洗式(空洗兼用)
ホッパ容量 0.45m3
シャシー シャシー型式 三菱KL-FV50MPY
ブーム ブーム 全油圧M型4段屈伸式
最大地上高さ 32.6m
車両総重量 約21,885kg


営 業 窓 口 汎用機・特車事業本部
製作事業所 下関造船所

以  上