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三菱重工ニュース
2002年7月3日発行 第4012号

米国の脱硝触媒製造工場を拡張
生産能力 世界一の年間26,000m3


 三菱重工業は、米国に設置した脱硝触媒の製造を行う合弁会社Cormetech社の生産能力を増強するため工場の拡張を行った。増大する米国需要に応えるための拡張で、生産規模は年産ベースで従来の約2.5倍の26,000m3となり、世界一の生産力をもつことになった。

 Cormetech社は当社と米国のCorning社が折半出資で設立した合弁企業で、1992年の生産開始以来、順調に業績を伸ばしてきた。

 米国における環境事業は1990年代から徐々に伸びてきており、2004年半ばを期限とした現在の環境規制に加え、現在、2008年を期限とした環境規制強化策が上院で審議中。脱硝事業については既設の石炭焚きボイラープラントへの脱硝装置の追加設置の動きを中心に、しばらく需要が続くと予想している。

 Cormetech社は、ノース・カロライナ州ダーハム市に本社と第一工場が、テネシー州クリーブランド市に第二工場がある。第一工場はガス焚き用触媒、第二工場は石炭焚き用触媒を製造しており、第一工場は年産4,000m3を6,000m3へ、また第二工場は年産7,000m3を20,000m3にそれぞれ拡張、生産規模を増強させたもの。

 脱硝装置は、火力発電用のボイラーやガスタービンの排ガス中の窒素酸化物(NOx)をアンモニアと反応させ、無害な窒素と水に分解するシステムであり、1970年代に日本で開発された技術。

 なお6月末、テネシー州クリ-ブランド市長、テネシー・バレー・オーソリティ、サザンカンパニー等の電力会社幹部をはじめ多くの顧客を招き、工場拡張完成祝賀会を開催した。


担当窓口 原動機事業本部 原動機輸出部

以  上