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三菱重工ニュース
2002年3月28日発行 第3992号

欧州安全規格“CEマーキング”に対応した大型工作機械を開発
オランダ企業から初号機受注


 三菱重工業は、欧州地域において工作機械を拡販する際に必須となる、欧州安全規格『CEマーキング』に適合した大形機を開発し、適合初号機をオランダのアムステルダムに新工場建設中の日立建機(株)の関連会社 Hitachi Construction Machinery(Europe)BV〔以下HCME〕から三菱商事テクノス(株)を通じて受注した。船積は8月。10月には稼動の予定。

インデックス
横中ぐり盤「MAF-S150対向形」参考機種

 当社は歯切機械・マシニングセンタ等小型工作機械ではCEマーキングに対応してきたが、大形機の適応は今回が初めて。このHCME社向け受注に際し、CEマーキング対応に向け同社の協力を得、かつ追加注文も見込めることから、CEマーキング対応の設計を行い、大形機では初となる欧州向け輸出受注に成功した。

 CEマーキングは、欧州域内における製品・部品等の自由流通を確保することを目的に、労働者および消費者等に危害、損害を与えないように、安全、衛生等の面から、欧州指令(※)の求める必須要求事項を、その製品が満たしていることを、第三者機関である公認適合証明機関等が認めたことを示すもので、日本のJIS規格と比較しても、厳しい基準となっている。

 今回受注した大型工作機械の適合初号機は、横中ぐり盤「MAF-S150 対向形」で、パワーシャベルの長手のアーム部分である、ブームを加工する機械で、コラムを対向形にすることにより、表裏同時加工を可能にしたもの。
 日立建機へは、すでに土浦工場および日立建機インドネシアにも同タイプの機械を納入、高い評価を受けており、同機がCEマーキング対応したことで、オランダ向けの受注に結びついた。
 主な仕様は、Xストロークは8,000mm、Yストローク2,000mm、Zストローク650mm、主軸径150mm、主軸回転数25~2,500min-1

 今回のCEマーキング認証獲得により、今後ヨーロッパ市場に向けて、大形機の本格的売り込みを開始する。同時に今年4月には、オランダに展開中の当社テクニカルサービスセンターのサービスマンを増強、サービス面でも万全の体制で臨む。


※欧州指令= CEマーキングのこと。工作機械では、欧州指令のうち、機械指令・EMC指令・低電圧指令をクリアする必要がある




担当窓口/製作事業所 工作機械事業部

以  上