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三菱重工ニュース
2002年3月5日発行 第3985号

中国国家大劇院オペラ劇場を受注
アジアの大規模オペラ劇場商談3連続受注


 三菱重工業は、伊藤忠商事と協力して中国政府が北京天安門前に建設する国立劇場のメイン施設となるオペラ劇場舞台機構の受注に成功した。受注額は40億円。三菱重工業はこれまでに上海大劇院、シンガポール国立劇場を受注しており、今回の受注によりアジアの大規模オペラ劇場商戦では負け知らずの3連勝。わが国の新国立劇場の舞台機構も当社が手がけており、その技術力に対する評価は非常に高く、他の追随を許さない。


中国国家大劇院 完成予想図


中国国家大劇院オペラ劇場 完成予想図(断面

 オペラ劇場はオペラとバレーの専用劇場として使われ、座席数は2500席。
 当社の受注は、この観客席部分を除く「主舞台」「後舞台」「上手側舞台」と「下手側舞台」の4面の舞台と、「後舞台下ワゴン」を含む舞台装置全般。
 舞台の間口は18.6メートルで、4面の舞台の総面積は約4000平方メートル。

 この舞台装置に主舞台迫(せり)6台、側舞台の12台のワゴン、オーケストラ用2台の迫などの床機構、62台の道具バトン、32台の移動式一点吊、それに5台のライトブリッジといった吊物機構を組み込む。
 この舞台機構のほかに演出家の高度な要求に応えこの舞台機構を意のままに動かすコンピューターシステムも含めた受注で、納期は2004年9月末。

 建設する国立劇場の名称は「中国国家大劇院」。外観は巨大な長円型のドーム型で、内部は主建築面積13万平方メートル、地下付帯設備面積5万平方メートルで、延べ床面積は18万平方メートル。
 ここには、他に中劇場、コンサートホールがつくられることになっている。
 
 天安門広場の人民大会堂に隣接して建設されることになっており、中国技術進出口公司が契約窓口で、オーナーは国家大劇院業主委員会。

 この商談は平成12年3月、欧米の有力企業が参加して国際入札が行われたが、当社が1番札となり、13年8月、発注協議書に仮調印の運びとなった。正式契約は平成14年3月4日。

 この中国国家大劇院は2004年9月完成を目標に建設が進められる。

 なお、三菱重工業は舞台装置などの文化施設だけでなくスタジアムなどのスポーツ施設の分野も得意としており、2008年の北京オリンピック開催に向け、関連施設等の売り込みを行っており、中国市場での輸出拡大を図っている。


営業窓口 鉄構建設事業本部鉄建輸出部
製作事業所 神戸造船所

以  上