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三菱重工ニュース
2001年12月25日発行 第3968号

米国の風車市場へ本格参入


 三菱重工業は、風車の主要部品であるFRP翼(ブレード)の製造拠点をメキシコに設立、米国におけるブレードの供給能力を強化し、米国風車市場へ本格的な参入を図っていく。

 当社の米国法人であるMitsubishi Power Systems Inc.(MPS;本社:フロリダ州オーランド)と米国 TPI Composites Inc.社(本社:ロードアイランド州プロビデンス)は合弁会社として米国にビィエンテック社 (VienTek本社:TPI本社と同一場所)を設立、さらに、ビィエンテック社がそのブレード製造拠点として、メキシコに現地法人 (VienTek S de RL 本社:チワワ州フアレス市) を設立する。設立時期は両社とも2002年1月。メキシコ現地法人は2002年7月に生産開始、年間約400MW分の風車用ブレード生産を見込んでいる。

 それに伴い、当社の米国における発電プラントの販売・プロジェクト遂行・サービスの拠点であるMPSの風車グループを増強、米国における風車の営業・販売・現地調達の活動を行う。また、風車の品質管理・工作関係の当社エンジニアをMPSに派遣、ブレードおよびタワー等の米国での調達品の技術管理を綿密に行える体制を確立していく。

 当社は米国市場において、カリフォルニア・ワイオミング・テキサス州を中心に既に1100基あまりの風車(総計:502MW)を供給しているが、米国の豊富な風力資源と、米国政府が再生可能エネルギーに対して実施している税制優遇政策等により、今後一層の需要増が期待できるため、本格的な事業拡大を目指す体制を整えていくこととした。

 米国における潜在風力資源は、4000GWといわれ、現在の米国総発電設備容量750GWの5倍以上であること、米国における風車の現有設備容量は、潜在風力資源の1000分の1以下の3GW弱に過ぎず、風車事業のさらなる伸長が期待できる。

 今後、当社およびMPSは米国向けの風車事業を倍増し、年間400億円規模の事業を目指していく。


担当窓口 原動機輸出部

以  上