ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。

 


三菱重工ニュース
2001年12月18日発行 第3966号

技能の最高峰に「範師」の称号
モノづくり重視の観点から新設 初回17人を内定


 三菱重工業は、モノづくりの根幹を支える技能に焦点をあて技能を重視する当社の姿勢を改めて示すことを狙いに、傑出した技能をもつ「技能の最高峰」であることを示す新たな称号として「範師」を新設した。すでに初回の範師となる候補者17人を内定、平成14年1月1日付けで正式に認定する。

 当社は今年4月、特定技術分野の最高峰の技術者であることを示す称号として「技監」を設けたが、「範師」はこれに続く技能分野の称号。

 認定基準は人物面と功績面から定められており、人物面は

(1) 技能者として「技能」レベルが傑出しており、匠のわざをもっていること
(2) 技能経験をベースとした「総合力・応用力(現場作業の課題・問題解決、新規業務取組み能力等)」「知識(作業の要領・知識、関連工程・製品・工具等への精通)」が際立って優れていること
(3) 「技能伝承・後輩育成」に熱心であり、「人格」も他の範となる存在であること
の3項目。
 これに功績面からみた(4)「業務上の功績が顕著であること」という認定基準が加わる。

 この4項目を満たしている技能者の中から選ばれることになっており、まさに“技能の神様”と言っても過言ではない。“神様”はヘルメットや作業服等に範師であることを表すマーク等をつけることが許される。

 空洞化が進んでいると言われる中で、わが国の製造現場では、いま改めてモノづくりの重要性が見直され、これに真剣に取り組む動きが顕著になっている。当社はこれまで技能の育成、温存、伝承に力を入れてきており、それが当社のあらゆる製品を生み出す原動力となってきた。
 今回の「範師」新設は、モノづくりにかける当社の不変の理念を形にして内外に示すものでもある。

「範師」認定者
所 属・役 職 氏 名 傑 出 し た 技 能
汎用機・特車事業本部
相模原工場
製造部機械課試作係長
金井 清 エンジン等の試作部品加工
冷熱事業本部 MCC(*)に派遣
(工作部生産技術課主任)
永井 志郎 コンプレッサーの試作部品加工・量産立上
産業機器事業部
産器工作部機械課
機械一係長
伊藤 善章 高速巻取り機の超精密仕上げ旋盤加工
紙・印刷機械事業部
工作部新聞輪転機組立課
技術係主任
大原 博昭 新聞輪転機の組立・現地据付・運転調整
工作機械事業部
栗東工作部組立課主任
国政 守 歯切機械、専用工作機械のNC化・NC制御調整
長崎造船所
香焼工作部建造課
搭載係特別技能士2級特別取扱
鵜木 義明 船舶関連構造物の搭載設備や足場の活用・施工
長崎造船所
第二工作部ボイラ工作三課
チューブ二係長
田島 孝 ボイラ火炉壁パネルの現図展開技術及びボイラ現地据付け技能
神戸造船所
造船工作部船殻課主任
前田 博行 潜水艦・大型コンテナ船等船舶溶接
神戸造船所
機電工作部組立課
ディーゼル・機器係長
西本 繁喜 大型ディーゼル機関組立における据付・芯出し等組立調整
下関造船所
造船工作部船殻課主任
村上 寛 船殻の加工からブロック組立
横浜製作所
機械工作部機械課主任
廣瀬 務 ディーゼル機関の高精度旋盤加工
広島製作所
機械工作部組立課技術係主任
三島 賢幸 製鉄機械、大型歯車の歯当り調整及び高精度ベアリングのクリアランス調整
高砂製作所
プラント建設部建設課主任
松尾 末一 原子力、大型火力タービン及びコンバインドサイクルプラントの配管の製造・現地据付
名古屋航空宇宙システム製作所
大江工作部板金課板金三係
特別技能士2級
富田 忠 航空機関連の難成形部品成形
名古屋航空宇宙システム製作所
小牧南工作部F-2課艤装一係
特別技能士2級特別取扱
曽布川 金吾 航空機各種電装作業
名古屋誘導推進システム製作所
工作部機械課機械二係長
加藤 才冶 航空・宇宙エンジンの難削材加工
三原機械・交通システム工場
工作部機械・交通工作課
和田工作係作業長
浜松 操 高精度・高速度油圧機械の組立・調整
*MCC=Mitsubishi Heavy Industries Climate Control Inc.



以  上