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三菱重工ニュース
2001年11月8日発行 第3955号

可搬式汎用知能アーム「PA-10」
「6関節仕様」を開発、ラインナップ拡充


 三菱重工業は、可搬式汎用知能アーム「PA-10」(7関節仕様)に、今回「6関節仕様」を新たに開発、ラインナップを拡充した。

 今回開発した「6関節仕様」は、「PA-10」(7関節仕様)の軽量性・ユーザーフレンドリー性・可動範囲・クリーン性等の優位性をそのまま踏襲しながら、ユーザーからの要望に応えた仕様改善を施した。その他性能として、サーボドライブの制御周期は従来の10msから1msへと1/10に短縮、運動制御CPUボードは16ビット用ISAバスから32ビット用PCIバスへ切り替え、さらに今まで外付けとされていたユーザー用配管をアーム内蔵可能とした。また、アーム形状に工夫を加え、足元の可動範囲をさらに拡大させた。



 「PA-10」シリーズは、可動範囲の制限が無く360度回転可能かつ直立可能であり、クリーン仕様(クリーン度1)と防水性を標準装備しており、クリーンユーズ、ダーティユーズいずれにも対応できる。また、可動範囲に柔軟性があることでクリーンルーム等の狭スペースで威力を発揮する他、軽量化によりマンパワーでも設置ができ、天吊り、壁掛けも容易で床補強も不要なことから、工場ラインの変更にも柔軟な対応が可能である。

 従来タイプの「PA-10」7関節仕様は、可搬質量10kgクラスのロボットではクラス最軽量の自重36kgという軽量性を誇り、特殊なロボット言語を必要とせずウィンドウズ対応でユーザーフレンドリーであるため、ロボット開発のツールとして特に研究所・大学等で高い評価を得て実績をあげてきた。

 6関節仕様の価格は、本体・コントローラ(電源・サーボドライバ)・運動制御用 CPUボードを標準セットとして7関節仕様より35%抑えた340万円。

 今後は、「PA-10」ユーザーフレンドリー性を活かし、従来からの研究用・産業用の他、工業高校・高専などの教育分野でも販売を拡大させ、事業規模を現在の3倍の10億円以上にしていく。なお、来年5月からの販売に先駆けて、11月13日から東京ビッグサイトで開催される「2001国際ロボット展」に出展する。



担 当 窓 口 機械事業本部 一般機械部
製作事業所 神戸造船所

以  上