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三菱重工ニュース
2001年7月18日発行 第3932号

シャフトレス商業用オフセット輪転機を国内で初めて完成
ランニングコストの更なる低減を実現


 三菱重工業は、チラシ、カタログ、雑誌、書籍、電話帳などの各種“商業”用印刷物を刷るオフセット輪転機において、複数のモーターで印刷機の各ユニットを個別に駆動するシャフトレス印刷機「LITHOPIA(リソピア) BT2-800SSS」を国内メーカーとして初めて開発し、来月から国内向けに販売を開始する。 “新聞”印刷用のシャフトレス輪転機で培った高精度のモーター制御技術を、“商業”用オフセット輪転機へも適用したもので、すでにシャフトレス機が主流となりつつある欧米に続いて、今後国内市場においての拡販が大いに期待される。


シャフトレス商業用オフセット輪転機
「LITHOPIA(リソピア)BT2-800SSS」


 従来の“商業”用オフセット輪転機は、一台の主モーターの動力を歯車や変速機、駆動シャフトで構成される駆動装置により各ユニットを一斉に駆動していた。
 今回当社が完成したシャフトレス機は、このシャフトによる駆動をなくし、各ユニットに個別に取り付けたモーターを高精度に分散駆動するもので、“新聞”印刷用輪転機では2年以上にわたって稼動実績がある。
 デジタルによるモーターの高精度制御技術の高い信頼性が、紙やインクなどの印刷資材が多種にわたり、かつ、より高い品質の確保を要求される商業印刷物を印刷する“商業”用オフセツト輪転機への採用を可能にしたもの。

 これまでの駆動系を廃し、各ユニットを個別に駆動するシャフトレス輪転機は次のようなメリットをユーザーにもたらし、更なるランニングコストの低減が可能となる。

(1) ユニット毎に版替えなどの作業が可能で“印刷準備時間を短縮”

(2) 起動時の紙のたるみをユニット毎に調整し“損紙を低減”

(3) 駆動軸の連結など設置上の制約が無くなり“ユニットの自由な配置”が可能

(4) 歯車等がなくなることで“低騒音化”“省電力化”および“保守・メンテの時間・費用の低減”も実現

 今回販売を開始する「LITHOPIA(リソピア) BT2-800SSS」は、商業用印刷物で最もニーズの高い“新聞用折込みチラシ”の印刷を主目的としたB縦半裁判の商業用オフセット輪転機で、主な仕様は次の通り。

運転速度 B4折出し 437m/分
(毎時48,000部)
B4-2Pシート出し
基準寸法 版胴周長 546mm
巻取紙幅 最大880mm

担当窓口: 紙・印刷機械事業部 印刷機械総括部

 

以  上