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三菱重工ニュース
2001年6月29日発行 第3929号

「六ヶ所再処理メンテナンスサービス(株)」を設立
再処理施設に運転・保守技術等を提供


 三菱重工業は、青森県・六ヶ所村に「六ヶ所再処理メンテナンスサービス株式会社」(略称RRM)を7月2日付けで設立する。現在、六ヶ所村に建設中の使用済核燃料の再処理施設に対して運転・保守に関する技術・役務を提供する中核母体として発足させるもの。今後、再処理施設が運転を開始する平成17年を目途に順次エンジニアを移し、広範なエンジニアリング業務を提供できる体制を構築していく。

新会社の主要業務は
1. 再処理施設の運転・保守に係る技術支援役務
2. 各種機器の点検・保守・交換作業等のメンテナンス
3. 試運転・運転に係る分析・計測・検査役務等の提供
4. 分析用ジャグ等消耗器具類・部品類の製作・供給
の4点。
 社長は当社原子力技術センター再処理プロジェクト室長の伊藤裕が兼務するが、当面は取締役に就任する当社原子力技術センター再処理プロジェクト室室長代理厚東敏行が指揮にあたる。資本金は当社全額出資の3,000万円。

 六ヶ所村の再処理プラントは平成15年1月から試運転が始まり、17年7月運転開始の予定となっているが、当社は17年までに本社ならびに神戸造船所に配置している再処理施設担当技術者のうち、プラント設計経験者をRRMに移し、技術の維持・向上をはかりつつ広範なエンジニアリング業務を提供していく計画。

 なお、これ以降も本社ならびに神戸造船所には再処理施設向け機器の設計・製作・検査等のための技術者を引き続き配置し、客先の要望に直接応えるとともにRRMに対しても積極的な支援を行う。

会社概要

社 名 六ヶ所再処理メンテナンスサービス株式会社
Rokkasho Reprocessing Plant Maintenance Service Co.
(略称RRM)
所在地 青森県上北郡六ヶ所村
設立日 平成13年7月2日
主な業務 (1)六ヶ所再処理施設の運転・保守に係る技術支援
(2)同施設の保守・補修業務
(3)分析業務、遠隔操作業務等の運転支援
(4)分析用ジャグ(※1)、ハルドラム(※2)等の
  製作・供給他部品類の製作、供給
資本金 30百万円(100%当社出資)
役 員
社 長(非常勤) 伊藤 裕 (当社原子力技術センター再処理プロジェクト室長を兼務)
取締役(常 勤) 厚東 敏行
取締役(非常勤) 井上 裕 (当社原子力事業本部原子力部長)
取締役(非常勤) 村田 稔 (当社神戸造船所原子力営業部長)
監査役(非常勤) 橋本 好晃 (当社神戸造船所企画経理部会計課長)
組織図

※ 1.ジャグ再処理施設の各工程で採取された液体サンプルを入れて分析室まで運ぶプラスチック製の容器。なお、液体サンプルを吸入するために容器内は真空状態になっている。
※ 2.ハルドラムハルおよびエンドピースを収納・貯蔵するための二重蓋構造による密封容器。ハルとは、使用済燃料集合体をせん断機で長さ2~5cmにせん断後、溶解槽で硝酸により溶解する際、溶解せずに残る使用済燃料被覆管の廃材をいい、またエンドピースとは、せん断機によりせん断された使用済燃料集合体の両端末をいう。


担当窓口原子力事業本部原子力部

 

以  上