ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。
三菱重工ニュース
2001年5月10日発行 第3919号

舶用ポンプ駆動用タービン技術 浪速ポンプに供与


 三菱重工業は、舶用ポンプ駆動用タービンの技術を、協業関係にある浪速ポンプ(本社:大阪市西区新町3-11-5、社長 村尾 實氏)に供与、技術提携契約を締結した。今回の提携は期間10年で、非独占。テリトリーは全世界となっており、当社を除くすべての造船所に販売することができる契約となっている。

 供与した技術は、オイルタンカーの積荷となる原油の荷役に使用されるカーゴオイルポンプを駆動させるタービンに関する技術。ボイラーの蒸気にてタービンを動かし、それによりポンプを駆動させるもの。タンカーのダブルハル化の問題からタンカーの建造が、特にアフラマックスタンカー(11万トンクラス)の建造が世界的に増加しており、それにつれてポンプの需要も増加している。

 当社は1952年から舶用ポンプ駆動用タービンの生産を開始以来、約3000台の製造実績があり、現在6機種のタービンの製造を手がけている。技術供与先である浪速ポンプへは、1975年以降、本タービンを供給してきており、数年前からアフラマックスタンカー向け舶用ポンプ・タービンの生産で協業、販売面でも協調してきており、今回の技術提携で顧客シェアーの拡大にお互いにメリットが期待できると考えている。

 一方、浪速ポンプは、舶用ポンプが今後かなりの需要を見込めることから技術導入に踏み切ったもので、これを機に舶用ポンプと同駆動用タービンの一貫生産体制を確立していく。また同時に、ユーザーニーズに対応した生産の合理化、納期の短縮などを図っていく考え。なお、現在も国内の造船所建造予定のタンカー向け商談を複数抱えており、年内には国内の造船所向けに浪速ポンプ製造のタービン初号機を出荷することとなる。

 浪速ポンプは、船舶用各種ポンプ、産業用ポンプの専業メーカーで、特に船舶用各種ポンプにおいては、船舶に搭載されるすべてのポンプ製作が可能な世界唯一のメーカー。設立は1921年。資本金は1億円で、年商は約35億円。年間7000台強のポンプを生産している。

担当窓口:産業エネルギー部
製作事業所:高砂製作所

 

以  上