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三菱重工ニュース
2001年4月10日発行

天然ガスパイプライン用ガスコンプレッサー設備を受注
ロシア ガスプロム社 機器調達部門より


 三菱重工業株式会社(社長:西岡 喬)と日商岩井株式会社(社長:安武 史郎)は、ロシアの2企業と共同で、世界最大のガス生産・販売会社ガスプロム社(モスクワ市)の機器調達部門 ガスコンプレクティムペクス社より、ロシアの幹線ガスパイプライン向けコンプレッサーステーション用ガスコンプレッサー設備を合計約70億円で受注しました。

 ガスプロム社では、ロシアのスタブロポル市から黒海経由でトルコのサムサン市まで通じる全長760kmの天然ガスパイプラインを敷設するブルーストリームプロジェクトを推進しており、2002年初頭の操業開始時より年間160億mのガスをトルコに供給する計画にしています。今回両社の受注は、このプロジェクト向けであり、ロシアの国産品優遇策に沿って、ロシア製のコンプレッサー駆動用ガスタービンを採用することで、天然ガス昇圧用の大型コンプレッサーおよび付帯設備を一式受注したものです。

 ガスプロム社は世界の天然ガス埋蔵量の約25%を保有している世界最大の天然ガス生産・販売会社であり、欧州の天然ガス消費量の40%が同社から供給されています。 同社は、総延長距離15万kmのパイプラインと4000台以上のコンプレッサー設備を保有していますが、多くは製造後20年以上経過し老朽化しているため、今後は年間数百台規模のコンプレッサーの更新需要が見込まれています。

 両社はこのブルーストリームプロジェクトに引き続き、現在ロシア北部のヤマル半島からベラルーシを経てポーランド/ドイツまで通じる全長5100kmの幹線パイプラインの輸送能力を増強するヤマール・ヨーロッパプロジェクト向けコンプレッサーの契約交渉も進めています。

 三菱重工業と日商岩井は、環境負荷の少ない天然ガスの利用が世界的に促進されているなか、本件の受注を足がかりに天然ガス輸送用の大型コンプレッサーの分野に本格参入するとともに、天然ガス関連プロジェクト向けのコンプレッサーの受注拡大を図っています。

■報道機関問合せ先
三菱重工業株式会社 広報課 (担当:藤田) TEL.03-3212-9173
日商岩井株式会社  広報室 (担当:山口) TEL.03-5520-2407

 

以  上