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三菱重工ニュース
2001年2月15日発行 第3900号

車両用ターボチャージャー 販売累計1000万台を達成
需要急増 年産200万台体制確立へ


 三菱重工業は、車両用ターボチャージャーの累計の販売台数1000万台を達成した。1957年に発売して以来、1986年に100万台、1994年に500万台を突破した。500万台から1000万台までは実質6年というスピード。販売1000万台の突破はわが国初めて。国内外の自動車業界でターボチャージャーに対する認識が高まったことが最大の要因で、近く生産設備を年間200万台に増強する方針である。


ツインスクロール・ターボ

可変容量(VG)ターボ

 ターボチャージャーは乗用車、トラック、バスなどのほか建設機械、船舶など様々な分野で使われており、エンジンの燃焼効率の向上、排ガス規制への対応などから需要は近年急増している。

 ちなみに当社では1999年、国内外合わせて前年の約30%増の92万台、2000年はおよそ60%増の148万台を販売した。
 販売地域は欧州が最も多く全体の約50%、次いで日本、アジアの順になっている。

 国内では汎用機・特車事業本部相模原工場で生産しているが、海外ではオランダの現地法人「MHI Equipment Europe B.V.」ほかで生産している。今後、中国、インドなどアジア各地でもモータリゼーションの普及と相まって排ガス規制が強化され、ターボチャージャーの普及が期待できる。

 当社で手がける車両用ターボチャージャーは、ガソリン軽自動車向けモデル「TD015」から重トラック用ディーゼルエンジン向け「TD08H」モデルまで12機種あり、幅広い需要に応えることのできる機種揃えとなっている。

 技術的には現在ディーゼルエンジン向けに供給空気量をより的確に制御できる機構をもったVG(Variable Geometry)ターボが主力になりつつある。
 またガソリンエンジンでは高温排気ガスに対応でき、性能向上をはかることができる特殊鋼ツインスクロールターボも生産している。

 三菱ターボは小型・軽量・高性能として定評があり、TiAl(チタンアルミ)ローターの採用等高レスポンスターボとして業界をリードしている。



営 業 窓 口:汎用機・特車事業本部エンジン・ターボ営業部ターボ課
製作事業所:汎用機・特車事業本部相模原工場

 

以  上