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三菱重工ニュース
2001年1月18日発行 第3898号

舶用ボイラ累計生産量4000缶突破


 三菱重工業は、長崎造船所(長崎市)で自主開発した舶用ボイラの生産を続けているが、1885年の初号缶完成以来、大型を中心とする舶用ボイラの累計生産量が、このほど4,000缶の大台を突破した。

 4,000缶目となったのは、本船が引渡された国内船主向けLNG運搬船用主ボイラ。LNG運搬船が推進するのに使用する主機関の蒸気タービン用熱源となる主ボイラを1,370缶、タンカーを始めとする一般商船に必要な蒸気を発生する各種補助ボイラを2,630缶生産してきた。

 主ボイラは最大蒸発量で17トン/時から100トン/時、補助ボイラは2トン/時から110トン/時の蒸発量の型式を揃えており、海運会社や造船所の各種顧客ニーズに応えることができる。

 LNG運搬船やタンカーは20年以上の長期間運航されるため、舶用ボイラには信頼性の高い構造が要求される。当社の舶用ボイラは、堅牢かつメンテナンスが容易な構造のうえ、自社製の制御システムを採用してオペレーションが容易と好評を得ている。

 当社で製造される舶用ボイラは特に大型分野でシェアが高く、世界で建造されるLNG運搬船の60%以上に、またVLCC(超大型タンカー)の80%以上に搭載され、舶用ボイラ、舶用タービンのいずれも製造できる世界で数少ないメーカーの一つとして、その総合技術力を武器に事業拡大を進めている。

 地球温暖化防止のため、二酸化炭素の発生量の少ないLNGの需要が世界的に拡大していることを背景にLNG運搬船の建造が目白押しであり、また海洋汚染防止のため、二重底型タンカーへの代替建造需要も当分の間続く見通しで、常に100缶以上の手持工事を抱えている。

 当社は顧客のニーズを反映させた開発、サービス事業の強化を通じて、顧客に喜ばれる優れた舶用ボイラを今後も供給してゆく。


営 業 窓 口 : ディーゼル・舶用機械部
製作事業所 : 長崎造船所

 

以  上