ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。
三菱重工ニュース
2001年1月11日発行 第3897号

P&O向け旅客フェリー第二船引き渡し
定期航路に就航


 三菱重工業は、P&Oヨーロピアン・フェリー社向け第二船となる旅客フェリー“EUROPEAN AMBASSADOR”を12月12日竣工、引き渡した。本船は1月6日英国に回着後、早速1月8日からダブリン(アイルランド)-リバプール(イングランド)間の定期航路に就航、営業サービスを開始した。



 EUROPEAN AMBASSADORは、第一船の メEUROPEAN CAUSEWAYモ 同様、下関造船所で建造されたが、第一船に比べ航路が長いため、旅客用キャビン(個室)を備えており、船型も一回り大きく、速力もさらに速くなっている。また、キャビンを予約していない旅客に対応できるよう本皮張りのリクライニング・シートを備えた「クラブ・ラウンジ」を設けるなど、充実した造りとなっている。旅客定員は405人。

 4基の主機関で2基のプロペラを駆動する「4機2軸」方式により信頼性を高めるとともに、馬力の違う大小の主機を組み合わせることにより、多様な航行条件に適切な出力で対応できるよう設計されている。

 P&Oは世界最大級の海運会社で、当社とP&Oとの関係は100年以上に及ぶ。昨年12月には旅客フェリーの第三船を契約するなど、その関係はますます深まりつつある。 また、昨年10月にP&Oから分離独立したクルーズ部門は、世界的に有名な客船19隻を運航する世界3大客船運航会社の一つでもあるが、当社はここから、昨年2月、113,000総トンの豪華客船を2隻受注している。

 当社は現在、新造船の高付加価値船への特化を進める一方、長崎、神戸、下関、横浜の造船4事業所において設計・工作の一体運営、資材の共同購買を行い、船舶・海洋事業の競争力強化もはかっている。

 客船やフェリーを含む海外からの順調な受注は、こうした経営努力が実を結びつつあることを示しているものといえ、今後付加価値の高い新造船の受注拡大に注力していく考えである。

EUROPEAN AMBASSADORの主要目
全 長170.0m
全 幅24.00m
深 さ15.7/9.50m
総トン数24,206トン
レーン長さ1,948.3m
船 級LRS
船 籍バハマ(ナッソー)
主 機 関(7920kw+11880kw)×2セット
サービススピード25.70kn



営 業 窓 口 : 船舶・海洋営業第二部
製作事業所 : 下 関 造 船 所

 

以  上