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三菱重工ニュース
2000年12月13日発行 第3888号

丸住製紙株式会社に製紙スラッジ燃焼ボイラーを納入
わが国初のダイオキシン規制措置適合の発電ボイラー


 三菱重工業は丸住製紙株式会社(社長:星川 一冶(かずや)氏、本社:愛媛県川之江市)向けに製紙スラッジ燃焼ボイラーを納入した。このボイラーは平成9年12月に施行された「廃棄物焼却に係わるダイオキシン削減のための規制措置」に適合した、わが国初の発電用製紙スラッジ燃焼 ボイラーであり、試運転の結果排ガス中のダイオキシンを基準値である0.1ngTEQ/Nm3よりも大幅に削減することに成功し、本格的な営業運転に入った。

 本機は発電量 110,500kWを有する大江工場汽力発電所(愛媛県川之江市)の6号ボイラーとして平成11年6月に受注した。定格蒸発量58T/時、スラッジの燃焼量は1時間当たり25トン(ピーク時28.6トン)の流動層式。炉底からの1次空気に加え流動層上部のフリーボード部に2、3次空気ノズルを配置し、そこから投入する空気量を調整することで高温燃焼域を形成するM-STAR燃焼方式(Mitsubishi Multi-Stage Air Re-firing Method:弊社特許)を採用、高温燃焼域でのガスの良好な攪拌混合と充分な滞留時間を確保し、低ダイオキシン燃焼を実現した。

 わが国の製紙工場から排出される製紙スラッジは、年間約 150万トン(日本製紙連合会調)とされており、ほとんどが焼却処理されている。世界的に環境・資源問題がクローズアップされる中、ダイオキシン規制措置に適合した発電用スラッジ燃焼ボイラーは製紙業界の発電事業に貢献するのみならず、当社の技術力を活かした産業廃棄物燃焼ボイラーの事業拡大への大きな弾みとなる。



営 業 窓 口 : 原動機第二部
製作事業所 : 横浜製作所

 

以  上