ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。


三菱重工ニュース

2000年11月30日発行 第3884号

作業性と快適性を極めたフォークリフト フォルグFORG(フォルグ)を開発
3.5トンから5.0トンまで8機種


 三菱重工業は、荷揚げ能力3.5トンから5.0トンまでのフォークリフト合わせて8機種を開発した。カウンターウエイト増量と、新設計低重心ボディでキャパシティの大幅アップを図る一方、製紙、港湾など用途別に多彩な仕様設定が可能な最新鋭シリーズ。商品名はフォルグFORG(Forklift Originated for Genius)で、特殊なスキルをもったプロのために開発されたフォークリフトを意味し、国内市場におけるシェア奪回の“切り札”として12月1日から市場に投入する。


 開発したフォークリフトは、定格荷重3.5トン、4.0トン、4.5トンそれに5.0トンの4機種で、それぞれにガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車がある。機種名はガソリン車の場合、順に「FG35T」「FG40T」「FG45T」「FG50T」、ディーゼル車が同じく「FD35D/T」「FD40D/T」「FD45D/T」「FD50T」の合計8機種となる。このうち4.5トンと5.0トンのガソリン車は当社としては初めて設定したもの。

 今回は国内市場を徹底的に分析、その結果得られた「国内市場で売れる車は世界でも売れる」との結論に基づいて開発に取り組み、キャパシティを大幅に向上させ、全車種揚高5mまで減トン無しを実現したほか、

1. ラジエータファン、マフラーのレイアウトを変更するとともにラジエータ容量のアップ、ウエイト開口面積拡大で冷却性能を向上
2. ガソリン車に排気量4.3リットル、定格出力69.5kW(95ps)の三菱G6エンジンを採用、LPG仕様でも厳しい作業条件に余裕をもって対応
3. ディーゼル車は欧州排ガス2次規制値をクリアした定格出力62.5kW(85ps)の三菱S6Sディーゼルエンジンを搭載、環境面で世界基準に適合したフォークリフトとなっている
4. 新型カウンターウエイトの採用、新設計の低重心ボディで重作業時やアタッチメント装着時での安定性を高めた

など、作業性を向上。

 一方快適性の面では、
1. コンピュータ解析による最適な設計・レイアウトでマスト内幅42mm拡大などトップクラスの前方可視率を実現した新型広視界マスト
2. シートベルト装備のほか、4段階のリクライニングや体重調節ノブを採用したセミバケットシート
3. 取付位置を低くし、操作性を向上させた操作ペダル

など、オペレータの疲労を軽減する装備を盛り込んだ。


また、製紙、故紙、木材、石材、港湾など様々な業種に適応した設定が可能なこともFORG(フォルグ)の特長。たとえば製紙仕様車の場合、高揚高時のマストのたわみによるふらつきを防止するため、ひとクラス上のマスト材を使用した高剛性マストや、ロール紙のクランプ力を手元で調整する油圧調整バルブを備えるなど、業種の特殊性を考慮した仕様となっており、これがFORG(フォルグ)のセールスポイント。 ほかにも、FORG(フォルグ)はディーゼル車用黒煙除去装置DPF、LPGタンクブラケット、ディーゼルエンジンハイパワー仕様など各種のオプションを用意、ユーザーのいろいろな要求に応える体制を整えている。

価格はFG35Tで3,410千円、FD35Tで3,720 千円。

機種

諸元
ガソリンエンジン車 ディーゼルエンジン車
FG35T FD35D/T
定格荷重   kg 3500
最大揚高
mm 3000
リフトスピード(上昇速度) 負荷時 mm/s 510 500
リフトスピード(下降速度) 負荷時 mm/s 500
最小旋回範囲   mm 2735
全長   mm 4140
全幅
mm 1415
全高 マスト上昇時 mm 4270
マスト下降時 mm 2170
ヘッドガード mm 2250

担 当 窓 口 :汎用機・特車事業本部 産業車両営業部フォークリフト課

 

以  上