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三菱重工ニュース
2000年11月28日発行 第3883号

世界最大のごみ焼却プラントを完成
シンガポールに 1日の処理能力4320トン


 三菱重工業は、シンガポールのチュアス(Tuas)工業地域南部に建設していた1日当たり4320トンという世界最大の処理能力をもつチュアスサウス(Tuas South)ごみ焼却設備を38ヶ月の短納期で完成。25日現地に於いて竣工式が行われた。式典には環境省大臣、国務大臣をはじめ多くの関係者が出席した。本プラントはシンガポール内に4箇所ある焼却プラントの内、三菱重工が納入したプラントとしてはチュアス(処理能力2760トン)、セノコ(Senoko, 処理能力3312トン)に次ぐ3箇所目のプラント。人口400万人のシンガポールのごみ排出量は1日8000トンといわれており、今回のプラントは、同国のごみ処理体制に大きく貢献することになる。


チュアス サウス(Tuas South) ごみ焼却プラント


 完成したプラントは1日当たり720トンの処理能力をもつストーカー式焼却炉6基、370℃の蒸気温度で、37バール(bar=蒸気圧力)高温高圧型ボイラー・排ガス処理装置、出力66,300kwの蒸気タービン発電設備2基を備え、発電効率は25%。
 処理するごみは家庭ごみ、商業ごみ、粗大ごみ、産業廃棄物で、全てのごみを処理する高い耐久性を備えると共に、環境にやさしいプラントとなっている。

 三菱重工業はシンガポールの他、台湾にも3件の納入実績を持つ。海外で納入したストーカー式焼却炉はいずれも発電効率の高い高温高圧型ボイラーを有し、年間平均85%~95%という高い稼働率で順調に運転されており、その技術力はシンガポールのみならず世界で高く評価されている。

 東南アジア地域では、環境問題への関心の高まりから都市ごみ焼却処理の導入検討が進んでおり、既に焼却処理を行っているシンガポール以外の地域においても今後同設備の建設需要が増加するものと見込まれている。
 三菱重工業は他社に大きく先行している一連の受注・建設実績を足がかりに、当該地域における環境関連プラントの受注獲得を目指す。

営 業 窓 口 : 環境装置第二部
製作事業所 : 横 浜 製 作 所

 

以  上