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三菱重工ニュース
2000年10月30日発行

鉄道輸出プロジェクトの受注・製作で業務提携
事業拡大へ 狙いはアジア市場

三菱重工業株式会社
近畿車輛株式会社


 三菱重工業株式会社(取締役社長・西岡 喬)と近畿車輛株式会社(取締役社長・小野 純朗)は、ターンキー方式の鉄道輸出プロジェクトの受注、製作を共同で行うことで合意、業務協定を締結した。
 今後、鉄道建設が活発化、市場の拡大が期待できる東南アジア諸国を念頭に置いた提携で、こうした提携はわが国鉄道車両業界初のこと。
両社とも輸出プロジェクトの成約に注力、業務提携の実を挙げていく考えである。

 今回の提携は、交通システムのターンキープロジェクトに関する三菱重工の取りまとめ能力と、近畿車輌の車輌設計と製作能力を活用することで、輸出鉄道案件の受注を促進することが最大の目的。
 あわせて受注後の業務でも相互協力によりコストダウンをはかり、コスト競争力・利益の創出に努めることになっている。

 両社はまた技術交流を通じて互いの設計力、生産性の向上をはかるとともに、次世代向け車両の共同研究を推進、その成果を織り込んだ営業活動を展開する方針。

 締結した業務協定では、海外ターンキープロジェクトの共同受注・製作のほかに
1.O&M事業の共同実施
2.資材の共同購入
などが取り決められている。

 フィリピン、バンコクなど東南アジア諸国はモータリゼーションが充実しているが、一方で環境問題を生んでいることから、最近は鉄道建設に力を入れる動きが出ており、ビジネスチャンスが確実に芽生えているといっても過言ではない。

 鉄道プロジェクトの業界では、欧米有力企業が統合化を進め、競争力を強めており、こうした海外企業に対抗していくためには車両技術をもつことが三菱重工の課題となっていた。今回の提携で総合力を高め、欧米勢を上回る競争力をもつことができる。

 一方、近畿車輛としても車両単体以外の輸出案件にも参入が可能となり、事業拡大をはかることができるようになった。

報道機関問合せ先

三菱重工業株式会社 総務広報部[担当:藤田]
〒100-8315 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号
TEL 03-3212-9173(ダイヤルイン)

近畿車輛株式会社 総務部[担当:速水]
〒577-8511 東大阪市稲田新町3丁目9番地60号
TEL 06-6746-5222(ダイヤルイン)

 

以  上