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三菱重工ニュース
2000年10月25日発行 第3878号

金型加工機など4機種の工作機械を開発
日本国際工作機械見本市に出品


 三菱重工業は、工具長測定部にレーザー測定機能(オプション)をもたせ、長時間加工でも金型表面の段差誤差が生じない立型の金型加工機「M-V60E-FM」をはじめ、4機種の工作機械を一挙に開発、11月から販売を開始する。横型の金型加工機「M-H5B-FM」、マシニングセル「M-CL3A」、それに横中ぐり盤「M-HT13/1250」で、いずれも当社の技術を集大成して商品化したマシン。次代を担う当社の主力機種として強力な営業活動を展開する。

 「M-V60E-FM」は、①指令値に対する食い込み、削り残しをゼロにしシャープなエッジを実現②高速送り時に発生する象限切り替え部をゼロ化③形状制御によりワークの形状に応じた最適な加工速度を設定し、加工時間を最小化するというFM(Future Method for Fine Mold)制御機能を搭載している。
 標準機定価は2100万円。初年度120台の受注を見込んでいる。
 



 横型の金型加工機「M-H5B-FM」は、毎分3万回転の高剛性主軸(オプション)を備え、航空機部品、宇宙機器部品など非鉄金属の削り出し加工に威力を発揮する。
 現在、特許出願中の新しい技術「ベアリング予圧量変更」によって低速重切削から高速加工までをカバーすることが可能となった。立型と同じFM制御機能を備えており、これらによって高精度加工を実現している。
 低速域でも高馬力、高剛性を生かした重切削ができ、樹脂金型などの高硬度材加工に威力を発揮する。
 標準機定価は2500万円。初年度受注目標は30台。
  


 マシニングセル「M-CL3A」は、機械幅が990mmコンパクトで、最短のライン長さでFTL(Flexible Transfer Line)の構成が可能。主軸の立ち上がり時間は0.9秒(主軸0→15000min-1)と1秒を切る速さ。ATC(自動工具交換)時間0.7秒、早送り加速度もX・Y軸が1.0G、Z軸が1.2Gと高速。
 工具格納本数36本(オプション)のマガジンを装備すれば、工程集約型生産形態にも最適なマシンとなる。
 穴あけ、ねじ切り、ボーリング、ミーリングの他、3Mpa高圧クーラントスルー(オプション)によるガンドリルやX・Y軸スケール(オプション)装備による高精度加工など、多彩な加工が可能。
 初年度240台の受注をめざす。
 


 テーブル型横中ぐり盤「M-HT13/1250」は、直径130mmいう剛性の高い大径の主軸をもち、しかも早送り速度毎分30mという高速マシン。

 主軸回転速度2500min-1で、小径工具や超硬工具に即応、高速・重切削加工が可能。
 標準機定価は3700万円。受注目標は初年度30台。

 なお4機種とも第20回日本国際工作機械見本市に出品する。




営業窓口  : 工作機械事業部

 

以  上