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三菱重工ニュース
2000年7月6日発行 第3851号

ひろがる未来!海のテクノロジー大集合
2000年後期特別展 25日から開催


 三菱重工業の先端技術の展示施設である三菱みなとみらい技術館(館長・佐藤玲子)は、25日から2000年後期特別展を開催する。「ひろがる未来!海のテクノロジー大集合」が総合テーマ。海のもつ様々な可能性とそこで活躍する数々の工業技術を、パネル、模型などを用いて分かりやすく紹介する。
 恒例の夏の工作教室はペットボトルで潜水調査船「しんかい6500」づくり。工作教室の開催日は8月26日、27日の2日間で、抽選により50組100名を招待する。

後期特別展
 技術館の2階スペースで開かれる特別展は、「海洋スペースの利用」「海の科学-海流はどうしておこるの?」「海洋エネルギーの利用」「海洋の環境対策」、そして「深海地球ドリリング計画」の五つのコーナーに分かれ、それぞれのコーナーごとに代表的な事例を取り上げ多角的に紹介していく。

 特別展入口には、わが国独自の深海研究に道を開いた潜水調査船"しんかい6500"の(※1)ホログラフィが飾られ、来場者を出迎える。
 これに続く「海洋スペースの利用」と題した最初のコーナーでは、様々な海洋技術をパノラマで表現、また地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)を、深海3000mの海底に閉じ込める最新の技術を見せる。ここでは、このあとに展示されている「環境対策」とは異なる観点から地球環境を考える。

 次いで私たちの生活に影響を与える海流のナゾの解明に挑む。ビデオを見ながら海流について学ぶのが「海流はどうしておこるの?」のコーナー。

 続くゾーンが波、温度、水圧の三つの要素を利用して行われる波力発電、海洋温度差発電、さらにそれを貯蔵する深海電力貯蔵システムという最先端技術を解説する「海洋エネルギーの利用」コーナー。波力発電の仕組みが一目でわかる原理模型も注目。

 次の展示は一転して宇宙から海を監視する(※2)リモートセンシングテクノロジー。このリモートセンシングの技術は気象、海象の予報や災害管理に役立つだけでなく、地球資源の管理など幅広く利用されていることが分かるコーナーとなっている。

 さらに無人で海中を自在に動き回る自律型潜水ロボット「うらしま」が新しい海洋開発技術の一つとしてパネル展示されている。

 海面から海中、深海と見てきた海のテクノロジー展の最後は「深海地球ドリリング計画」。地球の歴史や地震のメカニズムの解明に大きな手がかりを与えてくれるといわれる海の底のマントルまで掘削する国際プロジェクトが動いている。そこで使われる最大水深4000mの深海域で、海底下7000mまで掘り進むことのできる最新鋭の掘削船とドリリング装置を紹介する。

 このあと、いま話題の海洋深層水、メタンガスがシャーべット状になったメタンハイドレート、マンガン団塊など各種の資源、さらに海溝や海嶺など海底の姿を紹介するゾーンなどが続き、「海洋技術」を学ぶパソコンコーナーもあり、最後まで興味をもってみることができる構成になっている。

 この特別展の会期は11月26日まで。海の大きさ、自然の力、それを制御する先端技術をバランスよく紹介しており、自然と人のパートーナーシップを表現した展示となっている。

工作教室
 恒例の夏の工作教室では、ペットボトルを使った潜水調査船「しんかい6500」づくりに挑戦する。
 参加希望者は希望日、氏名、同伴者氏名、住所、電話、学校名、学年あるいは年齢を記入の上、三菱みなとみらい技術館・夏の工作教室係宛てハガキまたはFAXで申し込む。入館料・参加費共に無料。希望者多数の場合は抽選。申し込みの締め切りは8月11日必着。

 なお三菱みなとみらい技術館では、この特別展示のほかに夏休み特別企画として「夏休みこども科学フェスティバル」を開催する。「夏休みクイズラリー」「映画会」しんかい6500の船長が実際に見てきた深海の様子を講演する「海洋教室」など、様々な催しを行う。

※ 1.
ホログラフィ=レーザー光線によって撮影された立体写真。
※ 2.

リモートセンシングテクノロジー

 

=主として電磁波を利用して遠隔点より対象物を非接触で調べる技術。

  地球資源、環境、海洋などの調査に用いられる。遠隔探査ともいう。

 

三菱みなとみらい技術館
郵便番号 220-8401
所在地 横浜市西区みなとみらい3-3-1 三菱重工横浜ビル
電話 045-224-9031
FAX 045-224-9902
最寄駅 JR/東急東横線/市営地下鉄  桜木町駅
開館時間 10時から17時30分(入館は16時30分まで)
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
なお、9月4日から8日まで臨時休館日
入館料 一般500円 中・高校生300円 小学生200円
小中学校の課外授業・遠足による利用は無料(要予約)

 

以  上