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三菱重工ニュース
2000年2月28日発行 第3820号

英P&Oと契約に調印
豪華客船2隻 欧米客船会社からわが国初


 三菱重工業は、2月25日、ロンドンでイギリスの海運会社 P&O社 との間で、 113,000総トン型豪華客船2隻の契約調印をした。

 P&O社(正式名称 The Peninsular and Oriental Steam Navigation Company)は、1840年にロンドンを本社として設立された定期船の海運会社だが、現在は客船、フェリー、コンテナ船、バルクキャリアー等を運航している世界最大級の船会社であると同時に、港湾物流事業や不動産事業をも営む幅広い事業規模を誇る会社である。

 P&O社と三菱との関係は100年以上もの長きに亘るが、昨年もP&Oフェリー社より旅客フェリーを2隻受注しており、今回の契約はこれに続くもの。

 今回契約した客船はプリンセスクルーズが誇る豪華客船“グランド ”クラスのもので、P&O社の旗艦船として運航されることになっており、2003年7月、2004年5月に竣工の予定。

 P&O社の客船部門はP&Oクルーズおよびプリンセスクルーズのブランド名の下、世界一周航路やカリブ海クルーズ航路等に世界的に有名な客船を19隻運航している世界3大客船運航会社の一つである。

 欧米の一流客船会社が,欧州造船所以外に客船を発注するのは今回が初めてであり、三菱重工業は名実ともに日本を代表する客船ヤードとして客船市場に地歩を固めたことになる。
 三菱重工業は持てる能力を結集してこの2隻の豪華客船を建造し、今後とも需要の拡大が確実な大型クルーズ客船の継続受注に備えていく。

 この客船の概要は次の通りだが、電気推進システムを採用しており、発電用としてガスタービンとディーゼル機関を組み合わせることにより、排気ガス中の大気汚染物質を減じた環境にやさしい客船を目指している。
 ガスタービンを煙突内に配置することにより、より広いスペースを提供できることとなる。



建造場所三菱重工業株式会社 長崎造船所
引  渡2003年7月/2004年5月

主要目

総トン数113,000トン
全  長290m
船  幅37.5m
高さ(水面上)約54m
スピード約23ノット

営業窓口船舶・海洋営業第一部