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三菱重工ニュース
2000年1月17日発行 第3811号

名実ともに世界と肩並べた原子力発電技術
米WH社と原子燃料も“対等提携”を締結

 三菱重工業は、アメリカのウェスチングハウス社(WH社)と結んでいた原子燃料に関する技術提携契約を解消、クロスライセンス(技術の相互交換)を骨子とする新しい技術提携契約を締結した。これは両社が今後、“対等のパートナー”として協力していくことをうたった契約であり、当社はWH社に依存することなく、自ら原子燃料を設計・販売していくことができることとなった。1971年の加圧水型軽水炉(PWR)向け原子燃料の技術提携以来28年で国産技術を確立し、既に1992年クロスライセンスに切り替えた原子力発電技術に加え、原子燃料の分野でも当社は世界に肩を並べることになった。


  新しい提携では、各々が独自に開発した技術のクロスライセンスおよび共同開発の範囲の拡大をはかることを打ち出しているが、実質的には1992年に原子力発電技術の分野で締結した対等なクロスライセンス契約に原子燃料技術を加え、2000年1月1日から“対等提携”に切り換えたもの。


  今後原子燃料分野でも技術の交換を無償で行うことをうたった新契約は、平成11年12月16日原子力事業本部長の日浦治也常務とWH社のプライヤー社長の間で調印された。


  当社は、三菱原子力工業(株)(1995年当社と合併)が1959年にWH社と結んだPWRに関する技術提携を継承、国内の電力会社にPWRプラントと原子燃料を供給してきた。


  当社が建設したプラントの総数は23基を数え、わが国の原子力発電プラントの4割以上を供給している。原子燃料については、当社の設計に基づき三菱原子燃料(株)(社長・秋元勇巳)が製作しているが、これまで13,000体を出荷し、品質面では現在8年半もの間、無漏洩(no leak)を継続中である。


  なお製作を担当している三菱原子燃料も今回同様の「対等提携」を締結、プラント・原子燃料とも名実ともに世界に肩を並べることになる。


担当窓口原子力部


以  上