検査装置

当院の医療ネットワークでは最先端の検査装置を導入

3.0T MRI装置(Ingenia CX)

強力な磁場や電波を利用して、体内の脂肪や水、血流情報を画像にします。X線による被ばくは有りません。検査中は大きな音が発生しますが、ヘッドホン検査音低減技術を使用しますので安心して検査を受けていただけます。検査時間は脳ドックの場合が約20分、心臓・冠動脈ドックの場合が約40分です。

  • 脳ドックは、脳全体の状態を調べることで、脳卒中の危険のある病変(かくれ脳梗塞、微小出血など)をはじめ、脳腫瘍や脳萎縮など、非常に小さな病変も発見できます。
    また同時に脳と首の血管を調べることができ、脳動脈瘤や狭窄、閉塞といった血管の異常を発見することができます。

  • 心臓・冠動脈ドックでは、造影剤を使用せずに非侵襲的に心臓・冠動脈を検査します。心臓から全身に血液を送り出す力などの評価も可能で、心臓の機能を高い精度で調べられ、また心臓の筋肉を養う冠動脈の状態もチェックできます。検査は、心筋梗塞などの予防にも有用です。

  • MRI検査は体に金属のある方や心臓ペースメーカーや除細動器、人工内耳などの精密機械を植え込んでおられる場合は行えないことがあります。予約時にお問い合わせください。

X線CT装置(80列マルチスライス)

当院のCT装置はAI技術の1つ「Deep Learning」を用いた、高画質化ニューラルネットワークシステムを搭載しています。この技術を用いると、低被ばくで撮影しても充分診断できる画像を得ることができ、最大80%以上の被ばく低減効果があります。 患者様に入っていただく開口部も大きくなりました。ゆったりと横になってCTスキャンを受けていただけます。

乳房X線撮影装置(マンモグラフィ)

マンモグラフィは、早期の乳がんも発見できる最も精度の高い検査です。乳房を4~5センチメートルに圧迫し、乳腺組織内部を高精細デジタル処理技術を用いた鮮明な画像を撮り診断します。(乳がん検診)

血圧脈波検査装置

動脈硬化には、血管壁の硬化と血管内腔の狭窄の二面性があります。この装置で動脈硬化が年齢相応かどうかがわかります。両腕・両足首の血圧を測り、約5分で測定を完了します。

骨密度測定装置

当センターでは、超音波を踵骨に当てて骨密度を測定する超音波法の測定を行います。人間ドックや健康診断で用いられることが多い方法です。

超音波診断装置(心臓・腹部・乳房・頸部超音波)

健診エリアと人間ドックエリアそれぞれに設置。最新の機器で上腹部(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓)をはじめ、乳房や頸部などの臓器を超音波画像でスクリーニングします。

X線TV装置(胃透視)

バリウムを用いて、透視台の上で胃の撮影を行います。検査は短時間で終わります。バリウムも飲みやすくなっています。

聴力検査装置

消化管内内視鏡(胃カメラ)

食道、胃、十二指腸を詳しく調べることができます。経口細径内視鏡での検査の他、ご希望により鼻からカメラを挿入し、検査することも出来ます。経口内視鏡より飲みこみ時の苦痛が軽減されます。

写真:内視鏡業務1