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快晴の駒沢オリンピック公園。

日差しに光る木々が美しく、まさにスポーツの秋に相応しい天候に恵まれた。

ダイナボアーズにとってトップチャレンジリーグ1stステージ最終戦。

この試合に勝利することで、2位になる可能性を残し、敗戦すると3位が確定するかたちとなっている。



 

1stステージを全勝で突き進むホンダヒートに対し、チャレンジャーとして臨んだダイナボアーズ。

「キックオフから全てをぶつける」と意気込みを話した佐藤監督の言葉通り、前半のダイナボアーズはホンダヒートに対しとにかく前に出続けた。

前半6分、敵陣での連続攻撃から相手のペナルティーにより、SOダニエル・ホーキンスが先制のPGを成功(3-0)。その後、13分に相手のキックカウンターからトライを奪われるものの、怯むことなく戦い続けるダイナボアーズ。

ホンダヒートは持前のフィジカルなラグビーを展開し、オフロードを繋ぎ、ダイナボアーズのディフェンスラインを崩し、ホンダヒートLOスナイマン選手が独走でインゴールまでボールを運びトライが決まったかに思われた瞬間。最後の最後まで諦めずにディフェンスに向かったFB青木和也が相手の意表を突くビックタックルでボールを落とさせ、簡単には追加点を許さない。

青木和也は、春シーズンは怪我に泣き、地道なリハビリと努力により復帰。今季の公式戦は第4節の中国電力戦から先発出場を果たし、最後の砦としてロングキックを武器に戦い続けてきている。「絶対に取られない」その思いは執念のタックルとなり最後の砦としてのプライドを見せつけた。

ピンチを脱したダイナボアーズは20分に敵陣10m付近でのラインアウトからBKへと展開し、相手ディフェンスの穴を狙ったサインプレーによりWTB山本逸平が相手ディフェンスを切り裂くと敵陣ゴール前までビックゲイン。最後はWTB中濱寛造へと繋がり逆転トライに成功。(10-7)

24分に相手にPGを決められ10-10とされるものの、勢いがあるダイナボアーズは26分に自陣からCTBニコラス・ライアンの絶妙なキックにより敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトとチャンスを広げると、FWは一丸となったモールを組み、インゴールへと押し込んだ。(17-10)

このまま前半を押し切りたいダイナボアーズであったが、ホンダヒートの猛攻を止められず、前半は34分と39分にトライを決められ逆転を許したかたちで終了した。(17-24)



 

逆転に向け、後半も同様に最初から全てをぶつける覚悟でグラウンドに飛び出していく選手たち。開始の笛とともに激戦が展開された。

後半4分。敵陣22m付近において相手ペナルティーからPGを決め20-24と詰め寄っていく。

しかしながらホンダヒートのキックをおりまぜた素早い攻撃に対し、ディフェンスが追いつかず後半7分にトライを決められると、10分にはこちらのロングパスをインターセプトされ独走を許す。(20-34)

何とか流れを取り戻したいダイナボアーズであったが、攻めては相手の激しいディフェンスによりミスを重ね、攻め切れない状況に。

逆に勢いに乗るホンダヒートに20分、28分とトライを積み重ねられ、試合の主導権を握られる展開へと追い詰められていった。

それでも最後まで諦めないダイナボアーズは後半ラストの40分に敵陣ゴール前で連続攻撃。何度も体を当て続け、最後はFBロドニー・デイヴィスがホンダヒートの激しいディフェンスを破りインゴールへと飛び込んだ。(27-50)

大差での敗戦となったが、下を向く必要はない。

今回の試合をしっかり受け止め、セカンドステージでやり返す。

ホンダヒート、日野自動車、九州電力に勝つための準備を進める。

ここからがダイナボアーズの勝負の時だ。

 

 

 

 

佐藤監督コメント

今回も多くの皆さんにご来場いただき、大きなご声援をいただきました。

誠にありがとうございました。

ホンダさんとの試合に臨むにあたり、私たちはとにかく「自分のやるべき仕事をやり切る」ということをターゲットに挑みました。

試合の中では、試合開始から相手に最大限のプレッシャーをかけ、先手を奪うことが重要なポイントでした。前半は手応えを感じる内容でしたが、後半に課題が多く残りました。

相手にかけ続けるはずのプレッシャーを不用意な反則やミスにより、自分たちで失ってしまいました。

1つのミスが致命傷となるレベルの高い試合を1stステージで経験し、2ndステージで修正し挑みなおすことができます。同じ失敗は許されません。

もちろん選手たちは、前節の九州電力戦に続き、ダイナボアーズのラグビーを遂行すべく、全力で戦っています。

2ndステージのようなレベルの均衡した一発勝負では、技術だけでなく、勝ちたい想い(精神面)が勝敗を大きく決める要因の一つになります。

そんな気持ちを作り上げるものは日々の練習です。残された少ない時間を有効に使い、より質の高い練習を全員で行うこと。

残された一日一日の練習で勝負を決めていきたいと思います。

今回の試合をチーム全員で受け止め、更に質の高いラグビーで2ndステージを勝ち抜き、トップリーグ昇格を果たしたいと思います。

引き続きダイナボアーズへのご声援を何卒よろしくお願い致します。

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