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トップチャレンジリーグは4節目に突入し、今回の中国電力戦に勝利することにより4位以上が確定する。まずはトップリーグ昇格に向けた最後の扉、「トップリーグ入替戦」の鍵を手にすることができる。

しかし、そんなことを意識している者はダイナボアーズの中には誰もいない。

このトップチャレンジリーグを1位で通過し、自動昇格を掴みとることが目標なのだから。

 


 

雨が降りしきる広島コカコーラスタジアム。

ハンドリングエラーが起こりやすい環境下では、確実なプレーが要求される。

また、この試合には、SO森田慶良やFB青木和也、リザーブに控えるLO徳田亮真といった長期のケガから復帰した選手たちが出場しており、ダイナボアーズにとって重要な戦いとなった。

前半は中国電力のキックオフで試合開始。

ダイナボアーズは、キャッチしたボールを簡単には蹴らずにジワジワと前進。とにかく敵陣での攻撃を繰り広げるべく攻め込んでいく。その結果、前半5分に敵陣で相手のペナルティーからチャンスを掴み、ゴール前でのマイボールラインアウト。しっかりとモールを組みゴールラインが見えたところでNo8ファイフィリ・レヴァヴェがボールを持ち出しトライ。幸先の良いスタートを見せた。

しかしながら、直後の9分、今度はダイナボアーズのペナルティーから中国電力にチャンスを与えてしまい、自陣ゴール前でのラインアウトモールを形成される。しかも中国電力の人数をかけたモールに対し、崩せず、耐え切れずの状態となり、ダイナボアーズは相手のトライを故意に妨げるペナルティーにより、認定トライを警告とともに受けてしまうことになった。(7-7)

自分たちのラグビーを取り戻すべく、ダイナボアーズはディフェンスから徐々に試合の流れを取り戻していく。今回の中国電力戦において目標課題の一つとなったラインスピードを上げたディフェンスは相手に前進を許さず、逆にチャンスを作りだした。また、スクラムにおいても相手を制圧することに成功しており、チャンスを生み出していた。

トライが生まれたのは前半23分。敵陣ゴール前でのマイボールスクラムにおいてFWが一丸となり押し込むとNo8ファイフィリ・レヴァヴェがボールを持ち出し、受け身となった相手ディフェンス後退させ、最後はHO安江祥光がトライを決める。(14-7)

その後も攻撃の手を緩めることなく攻め続け、27分にはWTB中濱寛造が快速を飛ばしトライを奪い、37分にはCTB田畑万併が力強く相手ディフェンスを突破しトライを決め、前半を24-7で折り返した。



前半を振り返るとハンドリングエラーや、ラインアウトでのミスが目立ち、チャンスを生かし切れておらず、ダイナボアーズにとってはまだまだ納得のいく内容ではなかった。

後半はダイナボアーズのキックオフで試合が再開されると、開始直後の2分に相手ディフェンスの一瞬の隙を突いたPR佐々木駿がビックゲインし敵陣22m付近まで攻めたてるとボールはターンオーバーされたものの、相手がミスキック。ボールを拾ったCTBマイケル・リトルからWTB中濱寛造へとボールが繋がりトライを奪うことに成功した。(31‐7)

更にトライが生まれたのは直後の5分。敵陣22m付近でボールを持ったPRアルバート・アナエが猛突進。相手ディフェンスを一人、二人と吹き飛ばしインゴールへとボールを持ち込んだ。(36-7)

後半は、前半にも増してディフェンスにおいて体を張り続けた。自陣においてもキックを使わずに果敢にボールを回してくる中国電力に対して、ダイナボアーズはとにかく前に出続けた。その結果、相手のミスからチャンスを掴み、優位に試合を運び続けていった。

後半は15分に敵陣ゴール前でのスクラムを押し切りSH西舘健太がトライを奪い、28分には敵陣ゴールでのスクラムから連続攻撃をしかけLOダニエル・リンディーがインゴールへと飛び込んだ。(48-7)

最終スコアは48-7で快勝となったものの、まだまだ細かな修正が必要だ。

次戦はここまで全勝で突き進んでいる日野自動車との対戦となる。

これまで凌ぎを削り合ってきた強敵だけに、手に汗にぎる試合展開になることが予想されるが、特別なことは何もなく、やるべきことはいたってシンプルだ。

自分たちのラグビーを信じ、自信を持って戦い抜くだけだ。


 

 

佐藤監督コメント

雨の中、遠方地にも関わらず多くの皆様にご来場いただき、ご声援をいただきました。

誠にありがとうございました。

今回の中国電力戦では、先ずチームのシステムを確実に遂行すること、その上で低く一歩でも前に出る粘り強い攻撃と、ラインスピードを上げ、相手に最大限のプレッシャーをかけるディフェンスを目標に準備をしてきました。

ダイナボアーズが目指す「かたち」には徐々に近づいてきたと思いますが、天候を考慮した上での簡単なミスや、ラインアウトにおいて、相手のプレッシャーを受け不安定になってしまった部分については、しっかりと修正していきたいと思います。

反省点の多い試合となりましたので、チーム全員で現状のダイナボアーズを見つめ直し、次戦の日野自動車戦にむけてしっかりと準備したいと思います。

引き続きダイナボアーズへのご声援をよろしくお願い致します。

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