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1月9日(月)トップチャレンジ1第2節、日野自動車レッドドルフィンズ戦がレベルファイブスタジアムにて行われた。

トップリーグ自動昇格を目標に戦うダイナボアーズにとって、この日野自動車戦において勝点5を奪っての勝利は必須条件である。

目の前の戦いに集中すること。

とにかく力の差が均衡する戦いにおいては「気持ち」の部分が勝敗を大きく左右する。

前節の九州電力戦から学んだことでもある。

トップチャレンジ1初戦での敗戦はダイナボアーズにとって大きな大きな壁となった。

何が足りないのか。どうしたら次への一歩を踏み出すことができるのか。

チーム全員で考えた。一人一人が考えた。

出した答えは、「TNT チームのために」であった。

佐藤監督率いるダイナボアーズにとって原点となる言葉である。

「チームのために、今、自分は何ができるのか。そして何をすべきなのか。」

そしてこの大きな壁をブチやぶる為に一年間「BREAK THROUGH」というテーマを掲げ、戦い続けてきたのである。

まさに、このテーマを体現する時なのである。

 

耐えた前半

前半は9分に自陣22m付近において前へ前へと出るダイナボアーズのディフェンスがチャンスを作り、相手のミスキックボールからNo8ファイフィリ・レヴァヴェ選手がターンオーバーしボールを奪取すると、素早くサポートに来たLOトーマス優・デーリックデニイ選手に繋ぎ、更にWTBロドニー・デイビス選手がボールを受けてビックゲイン。最後はCTBニコラス・ライアン選手へと繋がり、貴重な先制トライを奪取(5-0)

しかし、その後は自分たちのミスに加え、不用意なペナルティーを続出し、チャンスを生かしきれず、逆にボールを奪われてしまう状況に。

この試合展開をチャンスと見た日野自動車は果敢にダイナボアーズ陣において猛攻撃をしかけてくる。

ダイナボアーズはとにかくディフェンスの時間が続く。

何度もゴールラインを背負うピンチを迎えるが、選手たちは耐えに耐え続けた。

前半の大半を自陣でのディフェンスとなったが、しっかりと無失点におさえ後半へと勝負を繋いだ。

 

勝負を決めた後半

この戦いにおいてセットプレーを安定させることが勝負を決することは誰もがわかっていた。日野自動車はこれまでに、このセットプレーを起点に得点を重ねてきたチームである。この相手の強みを潰すことがダイナボアーズを勝利へと一気に近づける。

この部分においてダイナボアーズのFW陣は前半から奮闘し続け、スクラムを安定させたことはもちろん、ラインアウトにおいても最大限のプレッシャーをかけることに成功し、何度も相手ボールを奪っていった。

また、BK陣もそんなFWの頑張りに応えるかのように展開されてきたボールに対し、しっかりとゲインラインを越えて行く。

待望のトライが生まれたのは後半11分。

ダイナボアーズらしいテンポのある攻撃からCTBニコラス・ライアン選手が相手ディフェンスの一瞬の隙を突きインゴールへと突破。(12-0)

その後、後半20分には敵陣ゴール前での攻防において相手ペナルティーからスクラムを選択し大チャンス。NO8ファイフィリ・レヴァヴェ選手がボールを持ち出しラックを作ると、更にFWが近場を攻め、最後はPR藤田選手がインゴール真ん中へ力強く押し込んだ。(19-0)

この戦いは何としても勝点5での勝利が必要となる。

ボーナスポイントを獲得するためには3トライ差での勝利が条件であり、何としても3トライ差を守りたい。

前半とはうって変わり、後半はダイナボアーズが敵陣での攻撃を繰り広げ、時間が経過する度に選手たちは集中力を高めていく。

貴重な4トライ目が生まれたのは後半34分。またも敵陣ゴール前での連続攻撃からこの日3本目のトライとなるCTBニコラス・ライアン選手が相手ディフェンスラインを崩しインゴールへと飛び込んだ。(29-0)

その後、試合終了間際に日野自動車の意地の猛攻を受け、トライを奪われるも29-7と勝点5を獲得しての勝利。

目の前の戦いに対し気迫の戦いを続けた選手たちから、最終戦に駈ける闘志が伝わってきた戦いであった。

ダイナボアーズは、次節のNTTドコモ戦において勝利することはもちろん、勝点5を獲得して勝利することで、トップリーグ自動昇格が決まります。

チーム全員が絶対に勝つことを信じ、残りの時間を精一杯戦います。

ぜひ、試合会場にお越しいただき、ダイナボアーズの集大成をご覧いただければと思います。

皆様の熱いご声援を何卒よろしくお願い致します。

 

 

佐藤監督コメント

前節の九州電力戦から学んだことが多く、チームに良い意味での刺激が入りました。

残りの2試合において勝点5を奪っての勝利が自動昇格に向けて必要になりますので、目標はシンプルです。

今回の日野自動車戦を迎えるにあたり、もちろん勝点5をとるための戦略、戦術を考え、いつも通りの準備をしてきました。

その上で、試合内容は概ね満足しています。

日野自動車さんはイーストリーグ戦同様に、セットプレーを起点とする攻撃を得意とチームです。この強みを潰せたことが勝利に繋がったと思います。

また、PRの藤田選手やCTBニコラス選手といったベテラン選手たちの活躍はチームに大きな勢いをもたらしてくれました。とても素晴らしいことだと思います

昇格をかけた次節のNTTドコモ戦に向けて変わらずに準備することはもちろんですが、理屈ではない部分が多くあると思います。「勝ちたい」という気持ちが強いチームが勝利すると思いますし、私たちはその気持ちを強く持って次の試合に臨みたいと思います。

今回は遠方地でありながら、多くのファンの皆様に競技場まで足を運んでいただき、ご声援をいただきました。誠にありがとうございます。

次戦がトップリーグ昇格へ向けた大一番となりますので、引き続きご声援の程、よろしくお願いいたします。

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