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ダイナボアーズの2戦目は横河武蔵野アトラスターズ。

今シーズンからFWに2名の外国人選手を加え、勢いをつけた横河武蔵野は初戦のセコムラガッツ戦において40-7で大勝し、トップリーグに舞い戻るべく再び輝きを放ち始めた強豪チーム。

ダイナボアーズとしては、前節のIBM戦同様にまずは自分たちのやるべきラグビーを徹底すること、そして勝敗はもちろんだが試合内容が重視された戦いであった。

 

前半はダイナボアーズのキックオフで試合がスタート。

とにかく敵陣でボールをキープすることが重要であり、立ち上がりの10分でこの試合の主導権を握るべく相手にプレッシャーをかけた。

前半5分、敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトの大チャンスを引き寄せると、このチャンスを逃すまいとモールを形成しインゴールへ前進。そのまま押し切るところまではいかなかったが、右サイドの空いたスペースにNo8レヴァヴェ選手がボールを持ち出し、力強い突破を見せ、先制のトライを奪った。

尚も相手に隙を見せることなく攻め続け早いテンポでボールを展開していくと、敵陣22m付近でのラックからSH芝本がパスダミーで相手ディフェンスの一瞬の隙を突き大きく前進すると、そこへ素早くサポートへ来たPR佐々木選手がボールを受け、勢いそのままにインゴールへと飛び込んだ。この2選手の素晴らしいトライに観客席からは大きな歓声と拍手が沸いた。毎試合幾度となく見せるPR佐々木選手の大きな体ながら俊敏なプレーには毎回目を見張るものがあり、運動能力の高さを感じさせる。

前半は終始ダイナボアーズが敵陣にて攻撃を仕掛け良いテンポで試合の主導権を握るも、横河武蔵野の一瞬の隙を捕えたときの攻撃には、ヒヤりとさせられる。

特にターンオーバーからの切り替えしが早く、全員が素早く反応しスピードのあるBKが一気に陣地を奪っていく。前半32分には一気にダイナボアーズ陣ゴール前まで攻め込まれ、我慢しきれなかったLOトーマス優選手が痛恨のペナルティーでシンビンを与えられ一時退場。このチャンスを逃さなかった横河武蔵野はゴール前でのスクラムを選択し、一人少なくなり不利となったダイナボアーズのFWへ襲いかかる。最後はスクラムから出したボールを今季より横河武蔵野へ再加入したラディキ・サモ選手がインゴールへ手を伸ばしトライを許してしまった。

このままでは終われないダイナボアーズは前半終了間際の37分にハーフライン付近から前節に引き続き先発出場し活躍しているCTB安井選手が良い形で突破すると、そのボールをスピードスターFBデーヴィス選手に渡り、持前のスピードとステップで相手を抜き去りトライを奪取した。

前半は1トライを許したものの、28-7で後半へと折り返した。

 

「このまま自分たちのラグビーを続けよう。相手は関係ない。俺たちがやりたいラグビーをするんだ。」この日も前節のIBM戦に引き続きゲームリーダーとして活躍しているFL中村選手は大きな声で選手たちを鼓舞した。

 

後半は、立ち上がりに大きな課題を残す。キックオフのボールをミスキャッチしたダイナボアーズは相手にプレッシャーをかけられ、陣地を挽回できず、自陣22m付近で攻め込まれる状況に。この時、前半のシンビンにより一時退場をしていたLOトーマス優選手がまだ戻ることができていなかった為に、一人少ない状況は変わらずであった。そこを逃したくない横河武蔵野はゴール前でのマイボールラインアウトからモールを形成、SHがボールを持ち出しインゴール前へと前進。すかさず相手FLサモ選手に力強い突破を許しトライを奪われてしまった。

ダイナボアーズは相手の出鼻を挫くどころか、逆に開始2分でトライを許してしまった。

すぐの6分に敵陣22m付近でのスクラムからBKへ良い形でボールが展開しCTB安井選手がトライを奪いかいしたものの、開始早々のトライに勢いをつけた横河武蔵野は持前のスピードある攻撃で幾度となるダイナボアーズのディフェンスを崩しチャンスを生んでいく。

この横河武蔵野に対しダイナボアーズは、試合の流れを失いテンポを掴みきれずトライをとり急ぐ局面が多くなりミスを連発。自滅により「自分たちのラグビー」を見失いかけていた。

それでも今季新加入のHO安江選手が後半より投入され、前半にも増してスクラムに力強さが出たことや、CTBロコツイ選手や、LO徳田選手のチームが求める力強いプレーと安定したパフォーマンスが随所に発揮され、後半も相手に負けることなく精一杯に体を当て続けた。(40-14)

後半に様々な課題は残りながらも、しっかりと勝利を掴んだダイナボアーズ。

「こんなラグビーは今後絶対にしてはならない。」

「俺たちの目指しているトップリーグでは全く通用しない。」

現実を突きつける佐藤監督に笑みはなかったが、この苦さをこのタイミングで味わうことはある意味、良かったのかもしれない。

次節のセコム戦でどう立ち返ることができるのか。

ダイナボアーズの勝負ははじまったばかりだ。

 

 

佐藤監督コメント

前半は攻めるところでしっかりと攻めることができ、我慢するところで我慢できていました。悪くなかったと思います。

後半については、こちらが求めているラグビーとは遠く離れたラグビーでした。

私たちは4回トップリーグ昇格へのチャンスを逃しています。その戦いのなかで学んできたことに「一人のビックプレーでは勝てない。チームで勝つ」ということがあります。

今回の試合はトライを取り急ぐばかりか、自己中心的なプレーが多く、チームになっていませんでした。このラグビーでは上のレベルでは絶対に勝てません。

絶対に立て直したいと思います。

今回の試合も多くの皆様にグラウンドまで足を運んでいただきました。

多くの皆様のご声援で会場はとても良い雰囲気で試合ができています。

今日のような試合ではなく、ダイナボアーズらしい気持の良いラグビーで勝ち進んで参りたいと思いますので、引き続きダイナボアーズへ温かいご声援を何卒よろしくお願い致します。

PICTURE(S)

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