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秋晴れに恵まれた秩父宮ラグビー場では、第一試合に帝京大学と慶応大学の試合が行われ多くの関係者、ファンが集まり、熱気に溢れていた。

両チームの気迫溢れるプレーと、最後の最後まで目が離せない試合展開に多くの声援が送られていた。

 

一方、ロッカールームではこれから始まる大一番に集中力を高め、各々が万全の準備を進め緊張感に溢れている。

相手はフィジカルとスピードに富んだ選手が揃い、TCLの上位を走る近鉄ライナーズ。

ディフェンスこそがこの試合の生命線である。

ディフェンスから勝機を生み出し、攻撃のリズムへと繋げるべく、ダイナボアーズはチーム一丸となり準備を進めてきた。

 

前半ダイナボアーズのキックオフで試合開始。

両チームともに先手を打つべく、激しい攻防が繰り広げられ、ダイナボアーズはポイントとなるディフェンスにおいて、各自が役割を果たし近鉄の猛攻にも良く対応していた。

試合が動いたのは、前半20分。

こちらのペナルティーにより自陣ゴール前での相手ラインアウトモールに対し、LOダニエル・リンディーが反則繰り返しによる痛恨のペナルティートライを奪われ、更にシンビンにより10分間の退場となる。(0-7)

それでも、一人少ない状況の中、ダイナボアーズは相手陣においてテンポある攻撃を繰り広げ、相手のペナルティーにより敵陣ゴール前へ。このチャンスをモノにすべくFWがゴール前において連続攻撃をしかけ、最後はHO安江がインゴールの真中へ飛込み同点トライを決める。(7-7)

このまま、両者譲らずのシーソーゲームを期待したが、近鉄ライナーズのフィジカルの強い攻撃に対し、ディフェンスラインが崩され、29分に自陣ゴール前での相手の連続攻撃を防ぎ切れずトライを許すと、このトライを皮切りに徐々にダイナボアーズにミスが多発し、そのミスを起点に近鉄ライナーズは得点を重ね前半を7-26で折り返すこととなった。

前半ラスト10分は自分たちのミスやチャンスを掴みきれない自滅の状態である。



 

後半は更に近鉄ライナーズの猛攻に耐える時間が長くなった。

近鉄ライナーズの攻撃に対し、なかなか前で止めることができず、ディフェンスラインを崩され後半10分に後半の先制トライを奪われる。(7-33)

ダイナボアーズは何とか得点を目指し攻撃に転じるが、前半と同様にチャンスを作るものの、ミスにより好機を逃していた。

その後、勢いに乗る近鉄ライナーズが優勢に試合を運び、自陣での攻防が多くなり、20分、34分にトライを重ねられ、点差を広げられる。

なんとか37分に本来ダイナボアーズが持っているスピードでBKに展開し、完全に相手ディフェンスを崩したところでCTBマット・ヴァエガがトライを奪うことに成功。(14-45)

それでも最後の最後まで近鉄ライナーズの猛攻を抑えることができず、終了間際の40分にトライを奪われ14-52で試合終了の笛が吹かれた。



 

準備してきたことが発揮できず、課題が多く残された今回の試合。

トップリーグ昇格を狙うダイナボアーズにとって、この試合内容で納得のいく者は誰一人いない。

残された試合においてもう一度チーム全員でチームを立て直さなければならない。

ここからが勝負。

次戦の栗田工業戦において生まれ変わったダイナボアーズに期待している。

ダイナボアーズの挑戦は続く。

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