ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ

HOME 株主・投資家の皆様へ オンライン MHI REPORT 2014 企業価値向上の取り組み 【FOCUS】交通・輸送

ページの本文です。
  • エネルギー・環境
  • [FOCUS]エネルギー・環境
  • 交通・輸送
  • [FOCUS]交通・輸送
  • 防衛・宇宙
  • [FOCUS]防衛・宇宙
  • 機械・設備システム
  • [FOCUS]機械・設備システム

図:交通・輸送

FOCUS交通・輸送

世界各地に安全・安心な交通システムを提供

都市部での自動車増加による交通渋滞や環境悪化などが社会問題となっています。三菱重工の交通システムは、高速鉄道、都市鉄道システム、ラバータイヤ式新都市交通システム等を国内外に納入し、都市交通の改善に貢献しています。

写真:マカオLRT

マカオLRT

図:事業活動における価値創造

Backdrop

  • 新興国の経済発展にともなう都市内移動ニーズの増大
  • 都市の交通渋滞・環境問題の深刻化
  • 環境負荷の少ない都市交通システムへの需要拡大

世界の鉄道システム市場は活況を呈しており、その規模は、年間20兆円以上とも言われています。とりわけ新興国を中心に、都市交通向けの案件が増加しています。経済発展にともない、新興国では都市部への人口集中が進んでおり、都市内移動のニーズが高まっている一方で、自動車の増加による交通渋滞や排気ガスによる環境悪化などの問題が深刻化し、その解決が急務となっていることが背景にあります。

このような中、環境負荷の少ない公共交通機関として、都市交通システムを整備する動きが活発化しています。三菱重工は、台湾新幹線などの高速鉄道、ドバイメトロなどの鉄道システム、「ゆりかもめ」などのラバータイヤ式の新交通システム(AGT:Automated Guideway Transit)など、あらゆる交通システムで実績をもっており、それらを組み合わせることで、その都市に最適な交通システムを提供することが可能です。

Key Capital

  • 国内および海外での豊富な納入実績
  • 高度なシステムインテグレーション能力とプロジェクトマネジメント能力

当社は、高速鉄道では、台湾新幹線で、軌道・通信・電力等のシステムインテグレーションを担当し、優れたプロジェクトマネジメント能力を評価されました。さらに、台湾新幹線の延伸工事を受注し、現在、プロジェクトを推進中です。また、都市鉄道システムでは、世界最長の全自動無人運転システムであるドバイメトロにおいて、交通システム全体のエンジニアリング、調達、建設、試運転調整、安全性の検証までを実施しました。これら工事への高い評価が今般のサンパウロ6号線の受注に結び付いています。新都市交通システムは、1973年の開発以降、米国マイアミ国際空港、シンガポール、韓国、ドバイ等多くの納入実績があり、最近では、2015年の営業運転開始に向けて、マカオLRT(Light Rapid Transit)の建設を進めているほか、2014年には、米国オーランド国際空港のAGTシステムを受注しました。当社は、エンジニアリングと新交通システム車両の設計・製造のどちらにも精通し、融合できる世界でも数少ないシステムインテグレーターとして、世界でも高い評価を獲得しています。

図:重点市場における都市交通大型案件の計画

Strategy

  • ドメイン制移行によるシナジー効果でドメインの総合力を発揮
  • 世界4事業拠点を設置しグローバル展開加速
  • MIHARA試験センターを活用した事業の拡大

安全・安心な交通システムを提供し、世界各地で都市交通の改善に貢献

交通・輸送ドメインでは、ドメイン内の技術・製品・人材等の融合・シナジーによる事業の創出・拡大を推進しています。交通システム事業における当社の強みは、システムインテグレーションにありますが、大規模・複雑系システムを対象とする当ドメインのさまざまな製品に蓄積されたシステムインテグレーションの知見・手法・人材をさらに統合・深化させ、今後の交通システム事業の急拡大に対応していきます。また、製品間シナジーとしてMRJを活用した空路拡大と空港インフラ、交通システムを融合したトータルパッケージソリューションを東南アジアの都市に提案しています。交通システム事業のグローバル展開強化に向け、2016年までに、米国、ドバイ、ブラジル、シンガポールに、事業拠点を設ける予定です。各地域に精通した社内外の人材を投入し、各地域の官公庁、顧客、地域パートナーとの継続的かつ密接なコミュニケーション・連携を構築します。これら拠点は、保守サービスの拠点としても活用し、サービス事業強化の橋頭堡とします。

交通システム事業拡大のもう一つのキーとなるのが、車両・部品・通信等の試験・実証です。三原製作所和田沖工場内に2014年秋に「MIHARA試験センター※」を開設しますが、実際の車両を運行させることにより、安全性の確保、実証期間の短縮と、開発の加速が可能となります。また、海外の鉄道要員を実地でトレーニング・教育することができ、輸出案件受注の強力なツールとなることが、期待されています。

これからも当社は、新規路線だけではなく、既存路線の更新・輸送力増強工事を含め、安全・安心な交通システムを提供していくことで、世界各地で都市交通の改善に貢献していくとともに、事業の拡大に取り組みます。

MIHARAはMultipurpose Integrated Highly-Advanced Railway Applicationsの略。
約3.2kmの鉄道軌道用の周回コースをもつ、日本初の総合交通システム検証施設。

図:日本初の総合交通システム検証施設、MIHARA試験センター

VOICE高度なシステムインテVOICE グレーション能力を活かした海外展開に期待

写真:公益社団法人 日本交通計画協会 代表理事 中田 康弘 氏
公益社団法人 日本交通計画協会
代表理事
中田 康弘 氏

新交通システムは都市における新しい快適な交通手段として開発され、すでに日本国内の大都市で基幹的な公共交通機関としてその役割を十分に果たしています。現在、当協会では日本で開発し、都市内交通に適した新交通システムの海外輸出促進を目的として活動しており、特にアジア・アフリカ主要国を中心とした交通渋滞・環境問題の深刻な都市内の交通手段として導入したいと考えています。当協会の会員である三菱重工には、これまで納入された車両の技術と海外プロジェクトで評価を受けたシステムインテグレーション能力をもって、当協会とともに海外展開を図っていくことを期待しています。

ページのトップへ戻る