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三菱重工グラフ graph -Read the future-

No.171 2013. 4

ココにもMHI。製函機・コルゲートマシン。世界へ届ける、その第一歩を支えています。

商品を詰めて発送したり、引っ越しで大切な荷物を梱包したりと、暮らしに欠かせない存在になった段ボール。断熱性が高く、衝撃を緩和するため、輸送中の荷物を守るのに最適な梱包資材です。加えてリサイクル率が95パーセントと高く、使い終わった後も回収されて、その多くが再び段ボールとして再生できるスグレモノ。そんな段ボールを、三菱重工グループの機械が製造しているのです。その機械は国内はもちろん、世界5大陸の各国で活躍。三菱重工グループは、段ボール製造機械の開発を通し、世界中の人々の暮らしを支えています。

独自の技術とアイデアでトップクラスの生産性

イラスト:製函機の生産能力比較

当時の製函機の一般的な生産能力は、毎分60箱。さらに、三菱重工グループの製函機は当時としては高い印刷技術を要した3色刷りで、毎分120箱を生産できた。

日本では戦後、木箱に代わって段ボール箱が使われるようになりました。そのニーズにともない、三菱重工グループでも段ボール箱をつくるための機械である「製函機」の製造を開始し、1958年に初号機を納品。その初号機は、製函機製造の知識も経験もない中、貪欲な情報収集と何よりも「新しい製品をつくり出したい」という若手技術者の強い志により、他社製品を大幅に上回る毎分120箱という優れた性能を発揮したのです。当時の開発者の想いは受け継がれ、高い仕上がり精度の段ボール箱を、今や、毎分400箱という世界最高レベルの製函スピード技術で生産し、さらなる高品質・高生産性を追求しています。

高品質・省資源をかなえる「EVOL」

写真:三菱「EVOL」

市場のニーズに品質と生産性で応える三菱「EVOL」

大小さまざまな箱に多彩な印刷が施され、店先などを彩る段ボール箱。その元となる段ボールシートを箱状に組み立てられるよう、製函機が加工します。まず、文字やイラストなどの印刷を施し、折り目付けや溝切りを実施。その後、折曲げ・成形が行われ、私たちが日頃よく目にする段ボール箱となります。最新の製函機「EVOL」は、独自の技術により段ボールシート搬送時のスリップを防止。印刷のズレをなくすとともに、折曲げ精度の向上を実現。より高品質な段ボール箱の製造を可能にしています。また、この技術は製造上のロス低減にも貢献。印刷インキのロス低減技術なども備えて、環境性能に優れた段ボール箱を製造します。

イラスト:「EVOL」の工程図

どんなニーズにも対応できる製函機を目指して

写真:集中操作パネル

機械・製品の状態を確認しながら、容易に調整が行える集中操作パネル。

現在の段ボール箱はますます多様化が進んでいます。たとえば、留め具を使用しないノンステープル段ボール、扱いやすいユニバーサルデザインを取り入れた段ボールなど。そのような流れを受けて、EVOLはシリーズ化を行い、さまざまな箱の形態にも対応しました。さらに、機械の設定条件を変えるセット時間の短縮で生産効率もアップ。また、自動運転モードの搭載などにより、品質を落とすことなく多品種を製造できるユーザビリティに優れたマシンを実現しました。今後も、世界から求められる性能を備え、時代を先取りした製函機の開発を進めていきます。

世界最高レベルの段ボールシート製造装置

写真:写真:三菱コルゲートマシン

毎分450メートルという、世界最高の段ボールシート生産速度を実現した三菱コルゲートマシン。

波形に成形されたボール紙を、2枚のボール紙で挟む構造が、軽くて強い段ボール箱の秘密。そのカギを握る段ボールシートを製造するのが、コルゲートマシンです。三菱重工グループでは、製函機にさきがけ1955年にコルゲートマシンの製造を開始。翌5 6 年には顧客のニーズを満たす初号機を納品しました。その実績は今日にも引き継がれ、世界中で活躍しています。高品質な段ボールシートを、世界No.1の運転速度で生産する最新の三菱コルゲートマシンは高い生産性を実現し、ユーザーからは「つねに期待以上の仕事を約束してくれる」と高く評価されています。

高い生産性を誇る製函機・コルゲートマシンは、三菱重工印刷紙工機械株式会社が開発・製造をしています。

No.171 ココにもMHI
製函機・コルゲートマシン