科学技術館ジオ・ラボ号

アトミックステーション ジオ・ラボ
地下450メートルってどんなところでしょう? 東京北の丸公園にある科学技術館の時空を瞬時に移動するワープ装置ジオ・ラボ号に乗ると、西暦2050年の地下450メートルの場所にあっという間に到着することができます。そこは私たちには普段なじみのない深い地下です。地下深い地層は、ものの動きがゆっくりしているうえ、地表より天然現象や人間の活動の影響を受けにくいという性質があります。この性質を利用して原子力発電によって発生するごみを地下深くに埋設することが日本では法律で決められています。

ウーラ君
原子力発電で使用した燃料にはウランやプルトニウムといったまだ使える資源が残っているために、これを再処理して資源を回収することにしています。再処理した後に残る放射能レベルの高い廃液は、ガラス原料とともに高温で溶かしてから固めて、安定な形態にした後、地層深くに埋設処分します。埋設処分すると、放射能レベルの高い廃棄物を数万年以上にわたり、人間の生活環境から遠ざけることができます。
しかしながら地下深い所がどんなところなのか、私たちにはなじみがありません。そこで電気事業連合会と、放射性廃棄物の埋設処分を行うことを目的として作られた原子力発電環境整備機構では、未来の地層処分施設を体感してもらおうと2009年3月、科学技術館に展示室アトミックステーション ジオ・ラボをオープンしました。バーチャル地層体験ツアー ジオ・ラボ号で見る未来の地層処分施設の映像は、実際に母岩の調査や岩石の特性に基づいた処分方法などに関する開発・試験を行っているスウェーデンのエスポ岩盤研究所をモデルにしているのでリアルです。ジオ・ラボ号の座席がこの映像と連動して揺れるので、地下トンネルの中をずっと潜っていく臨場感を味わえます。さらに処分場入り口の実物大模型によって地下環境のスケール感を体感し、高レベルの放射性廃棄物をどのようなところに埋設するのかを理解することができます。
この展示を行っている科学技術館は、より便利で快適な生活をもたらす科学技術を身近に知ってもらうことを目的として、1964年に開館し、2008年度は60万人の方が来館。今までに累計2,500万人以上の方が訪れています。単に展示を見るだけではなく、実際に手で触れて操作し、楽しみながら理解できるように手に取れるハンズオン型の展示が中心です。これらの展示が常に新しい内容となるよう当社も出展協力をしています。
科学技術館
| 所在地 | 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2-1 |
|---|---|
| 電話 | 03-5777-8600 |
| ウェブサイト | http://www.jsf.or.jp |
| 開館時間 | 9:30a.m.~4:50p.m. 入館は4:00p.m.まで |
| 休館日 | 年末年始(12月29日から1月3日) |
| 入館料 | 大人 600円(団体500円) 中・高校生 400円(団体300円) 子供(4歳以上) 250円(団体200円) カッコ内は団体料金で20名以上の場合 |




